不動産を売却するとき、一般的には不動産会社へ「仲介」を依頼する方法を取ることが多いのですが、他にも「買取」という方法があります。ここでは、不動産買取とは何かや、5つのメリット、向いている人について解説します。

▶ あわせて読みたい:不動産の売却・買取の無料相談はハウスドゥへ

目次
  1. そもそも不動産買取とは?
  2. 不動産買取の5つのメリットとは?
    1. 短期間で売却できる
    2. 契約不適合責任の免除
    3. 内覧や見学の対応が不要
    4. ご近所に知られないで売却可能
  3. 仲介手数料無料
  4. 不動産買取が向いている人は?
  5. 不動産買取と仲介の違いを比較|売却方法のおすすめの選び方
    1. 仲介のほうがおすすめなケース
    2. 買取のほうがおすすめなケース
  6. 不動産買取の流れと売買契約までの手続き
    1. ステップ1〜2:無料査定の依頼と現地確認
    2. ステップ3:買取金額の提示と比較検討
    3. ステップ4〜5:売買契約の締結と決済・引渡し
  7. 買取価格を左右するポイントと市場価格との関係
  8. 住宅ローンが残っている場合の不動産買取の注意点
  9. 買取で売却した場合の費用・税金のポイント
  10. 相続・空き家・離婚など状況別|買取を検討する前に確認したいこと
  11. 不動産買取でよくある質問(FAQ)
    1. Q1.不動産買取と仲介は、どちらがおすすめですか?
    2. Q2.買取価格は市場価格のどのくらいですか?
    3. Q3.買取の場合も仲介手数料はかかりますか?
    4. Q4.古い家や、リフォームが必要な家でも買取してもらえますか?
    5. Q5.住宅ローンが残っていても売却できますか?
    6. Q6.査定から売却完了までの期間はどのくらいですか?
  12. まとめ
  13. 不動産買取の価格相場と査定額の根拠
    1. 査定額の根拠は説明を受ける権利がある
    2. 買取でも譲渡所得税がかかる場合がある

そもそも不動産買取とは?

不動産買取は、仲介を依頼するのではなく、不動産会社に直接買取をしてもらう売却方法を指します。「買取」と、一般的な「仲介」との決定的な違いは、売主と買主の間に仲立ちをする業者が入るかどうかであり、「買取」の場合は直接不動産会社へ買取をしてもらうため仲立ちは存在しません。こうした不動産会社は、買取再販業者と呼ばれ、買取をした物件をキレイにリフォームなどをした上で再販を行うビジネスをしています。ようするに中古品のリサイクルショップのようなもので、それを不動産で行っていると考えればよいでしょう。
ではなぜ、一般的な不動産売却では「仲介」の方法が取られるのかというと、「買取」よりも「仲介」のほうが売却価格が高いからです。「買取」は、「仲介」と比べて2割~3割程度売却価格が安くなってしまうため、特に事情がない場合は「仲介」の方法が選ばれるというわけです。このように、売却価格が安くなっていまうことが「買取」の最大のデメリットなのですが、実は「仲介」にはないメリットもありますし、「買取」のほうが向いている人もいます。

不動産買取の5つのメリットとは?

短期間で売却できる

1つ目のメリットは、「短期間で売却できる」ことであり、不動産会社に「仲介」してもらう場合よりもずっと短い期間で売却が可能です。「仲介」の場合は、広告を出して買主を探したり交渉をしたりする時間がかかるため、すぐに売れる場合もあれば、3カ月~1年以上と長い期間が必要になる場合もあります。しかし「買取」であれば、不動産会社と交渉するだけなので1週間~1カ月程度の短期間で済みます。

契約不適合責任の免除

2つ目のメリットは、「契約不適合責任が免除、または限定される」ことです。「契約不適合責任」とは、物件の契約内容に適合していない場合に、売主が責任を負わされるというものです。簡単に言えば、物件を引き渡した後に欠陥や不具合などが見つかると、それが売主側の責任になり賠償等を行わなければならないということです。「仲介」の場合は、この契約不適合責任がありますし、もし不都合があれば実際に責任が問われてしまいます。ですが「買取」では責任が免除、または対象が限定されることが多いため、売主にとっては大きなメリットだと言えるのです。

内覧や見学の対応が不要

3つ目のメリットは、「内覧のわずらわしさが少なくて済む」ことです。「仲介」の場合は、物件購入の希望者に対して、実際に住宅などを内覧してもらう必要があります。ですので、希望者が何人もいる場合は、その都度内覧の準備(掃除など)をしたり、スケジュールを調整したりしなければなりません。それに、知らない他人を自宅の中に何度も入れるこというとに、ストレスや抵抗を感じる人もいるでしょう。その点、「買取」なら、不動産会社に一度住宅を確認してもらうだけで済むため、内覧の手間やストレスを最小限で済ませることができます。

ご近所に知られないで売却可能

4つ目のメリットは、「近所の人に住宅を売ることを知られずに済む」ことです。「仲介」の場合は、買主を探すために広告に物件情報を掲載したり、近隣にチラシを配布したりします。それに不動産売買のサイトでは、建物の外観や室内の写真まで掲載され、それを誰でも閲覧できる状態になってしまうのです。ですので近所の人たちに、誰がいくらで家を売りに出しているかといった情報が知られることがあります。しかし「買取」なら、広告を出したりすることはないため、近隣の人に知られることなく売却することができます。

仲介手数料無料

5つ目のメリットは、不動産会社の仲介ではないので「仲介手数料がかからない」ことです。仲介手数料は、仲介する不動産会社に対する手数料で、物件価格によって変わりますが、数十万円以上はかかるケースが多いでしょう。もちろん「買取」の場合は、仲介ではないのでその手数料はかかりません。

不動産買取が向いている人は?

一般的な「仲介」よりも、不動産の「買取」が向いている人は、できるだけ早く売りたい人や、あまり手間をかけずに売りたい人だと言えます。「買取」は、売却価格が仲介の場合より2割~3割程度安くなってしまうのがデメリットですが、早く現金化する必要がある人にとっては便利な方法です。そして「仲介」の場合は、売却までの期間が長いだけでなく購入希望者の内覧にその都度対応しなければならないといった手間もかかるため、そうしたわずらわしさが嫌な場合は「買取」が向いています。
さらに、不動産の「買取」は、物件自体に問題がある場合や、仲介で売りに出してもなかなか売れない場合にも向いていると言えるでしょう。古い物件やアクセスが悪い物件などは買い手がつかないことも多いため、「買取」をしてもらったほうが良い場合があります。それに、仲介を依頼して長期間買い手がつかない場合も、「買取」を検討してみるとよいと言えます。

不動産買取と仲介の違いを比較|売却方法のおすすめの選び方

不動産の売却方法は大きく「買取」と「仲介」に分かれます。どちらが優れているというより、売主さまの状況や優先したい条件によって向き・不向きが変わります。まずは下の比較表で、期間・価格・手数料・手続きの違いを整理してみましょう。

つくば市の不動産買取と仲介の違い比較表|ハウスドゥ つくば研究学園都市

買取の最大の特徴は、不動産会社が直接買主になる仕組みのため、買主を探す期間が不要で、早期に現金化しやすいことです。一方で、買取価格は市場価格より低めになるのが一般的です。「できるだけ高く売りたい」のか、「早く確実に売りたい」のかを最初に決めておくと、判断で迷いにくくなります。

仲介のほうがおすすめなケース

時間に余裕があり、市場価格に近い金額での売却を重視する場合は、仲介が向いています。一般の買主を募集するため、内覧対応や価格交渉が発生しますが、条件が合えば高値での成約も期待できます。媒介契約の種類については専属専任・専任媒介・一般媒介の違い、費用面は仲介手数料の妥当な水準の記事もあわせてご覧ください。

買取のほうがおすすめなケース

次のような状況では、買取を比較検討する価値があります。

  • 住み替えや相続の手続きなどで、売却の期限が決まっている
  • 築年数が古い戸建てや、リフォームが必要な建物で、仲介では買主が見つかりにくい
  • 近所に知られずに、静かに売却したい
  • 内覧対応や、売却後の契約不適合責任のリスクを避けたい

不動産買取の流れと売買契約までの手続き

買取の手続きは、仲介に比べてシンプルです。一般的な流れは次のとおりです。

つくば市の不動産買取の流れ5ステップ|ハウスドゥ つくば研究学園都市

ステップ1〜2:無料査定の依頼と現地確認

まずは電話やフォームで査定を依頼します。物件の所在地・種別(戸建て・マンション・土地)・築年数などをお伝えいただくと、概算の目安をご案内できる場合があります。その後、建物の状況や周辺環境を確認する現地調査を行い、正式な査定額を算出します。

ステップ3:買取金額の提示と比較検討

提示された買取価格は、その根拠もしっかり確認しましょう。複数の会社に査定を依頼して比較すると、金額の妥当性を判断しやすくなります。金額だけでなく、支払い時期や引渡し条件、サポート体制まで見比べることが重要です。

ステップ4〜5:売買契約の締結と決済・引渡し

金額や条件に納得できたら売買契約を締結し、契約書の内容(引渡し時期、残置物の扱い、契約不適合責任の取り扱いなど)を丁寧に確認します。決済日に売買代金が支払われ、物件の引渡しと所有権移転の手続きを行って完了です。仲介のように買主探しの期間がないため、条件次第では短期間で売却が完了するケースもあります。

買取価格を左右するポイントと市場価格との関係

買取価格は、市場価格をもとに、買取後の再販にかかる費用や期間、利益を見込んで算出されます。主なポイントは次のとおりです。

  • 立地・周辺の状況:駅からの距離、生活利便性、周辺の取引状況などが評価に影響します。
  • 建物の状態:築年数、劣化の程度、リフォームやリノベーションの必要性によって、再販までの費用見込みが変わります。
  • 権利関係や境界:境界が未確定、共有名義、抵当権が残っているなど、手続きが複雑な物件は、事前の整理が必要になることがあります。
  • 需要の動向:エリアの人気や、再販しやすい種別かどうかも買取価格の判断材料になります。

相場を知るには、同じエリア・同じ種別の取引事例を参考にするのが基本です。不動産会社に価格の根拠を説明してもらい、納得できるまで質問することが、後悔のない売却につながります。

住宅ローンが残っている場合の不動産買取の注意点

住宅ローンの返済が残っていても、買取による売却は可能な場合があります。ただし、売却時には抵当権を抹消する必要があるため、売買代金でローン残債を完済できるかどうかが大きな判断基準になります。

  • 売却代金がローン残債を上回る場合:決済時にローンを完済し、残りを受け取れます。
  • 売却代金がローン残債を下回る場合:不足分を自己資金などで補う必要があり、金融機関への事前相談が欠かせません。

住み替えを検討している場合は、新居の購入資金や住宅ローンの手配と売却のスケジュールを合わせることも重要です。詳しくは住宅ローンと住み替えに関する記事もご覧ください。

買取で売却した場合の費用・税金のポイント

買取は仲介手数料が不要なケースが多い点がメリットですが、売却に関する費用がまったくかからないわけではありません。売買契約書の印紙税、抵当権抹消などの登記費用、測量が必要な場合の費用などが発生することがあります。また、売却益が出た場合には譲渡所得として税金がかかるため、資金計画の段階で確認しておきましょう。

税率や特例の考え方は不動産売却にかかる税金の解説で詳しく説明しています。マイホームの売却や相続した不動産の売却では、利用できる特例の要件が異なるため、早めの確認がおすすめです。

相続・空き家・離婚など状況別|買取を検討する前に確認したいこと

買取は、売却を急ぐ事情がある方や、物件の状態に不安がある方に選ばれることが多い方法です。たとえば、相続した実家の売却では、兄弟姉妹で相続した家の売却のように、共有者全員の合意や名義変更の手続きが必要になることがあります。空き家の場合は空き家の売却に関する記事、離婚に伴う売却は離婚時の不動産売却の記事が参考になります。

いずれも、感情面や権利関係の整理が先に必要なケースがあるため、「売却を決める前」の段階から無料相談を活用すると、手続きの順番や注意点を把握しやすくなります。

不動産買取でよくある質問(FAQ)

Q1.不動産買取と仲介は、どちらがおすすめですか?

売却の期限や、重視したいポイントによって異なります。早期の現金化や、近所に知られたくない、契約不適合責任の負担を避けたいといった場合は買取、時間に余裕があり価格を優先したい場合は仲介が向いています。両方の査定を比較してから決めるのも一つの方法です。

Q2.買取価格は市場価格のどのくらいですか?

一般的には、仲介での売却価格の7〜8割程度が目安といわれますが、物件の状態や立地、再販にかかる費用によって変動します。あくまで目安として、個別の査定で確認してください。

Q3.買取の場合も仲介手数料はかかりますか?

不動産会社が売主から直接買い取る場合は、仲介手数料が不要となるのが一般的です。ただし、売却の方式や契約内容によって異なる場合があるため、契約前に費用の内訳を必ず確認しましょう。

Q4.古い家や、リフォームが必要な家でも買取してもらえますか?

築年数が古い戸建てや、修繕が必要な物件でも、現況のまま査定・買取の対象となるケースは多くあります。ただし、状態によっては買取価格が下がる場合があるため、まずは査定でご確認ください。

Q5.住宅ローンが残っていても売却できますか?

売却代金でローン残債を完済できる見込みがあれば、手続き上は可能です。不足が出る場合は、自己資金での補填や、金融機関への事前相談が必要になります。

Q6.査定から売却完了までの期間はどのくらいですか?

物件の状況や契約条件によって異なりますが、買取は買主探しが不要なため、仲介より短期間で進むケースが多いです。決済・引渡しの時期は、売買契約の際にご希望をお伝えください。

つくば市周辺の不動産買取・売却のご相談は、お電話(0120-565-072)または無料査定フォームから、ハウスドゥ つくば研究学園都市店までお気軽にどうぞ。

まとめ

不動産買取は、不動産会社に「仲介」してもらう場合とは違うメリットもあります。それは「短期間で売却できる」ことや「内覧のわずらわしさが少なくて済む」ことなどが挙げられます。ですので、できるだけ早く売りたい人や、あまり手間をかけずに売りたい人に向いている方法だと言えるでしょう。

ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 つくば研究学園都市では、買取も積極的におこなっておりますので、お気軽にお問い合わせください。

つくば市周辺での不動産売却・査定を検討されている方は、当店の売却査定実績とお客様の声もぜひご参考にしてください。

あわせて読みたい:

不動産買取の価格相場と査定額の根拠

不動産買取は、不動産会社が直接買主となるため、仲介での売却に比べて価格は市場相場の7割から8割程度が目安になることが一般的です。ただし、買取後の再販にかかる期間や修繕費用の見込みによって金額は変わるため、複数の会社に査定を依頼して金額の根拠を確認することが大切です。

査定額の根拠は説明を受ける権利がある

宅地建物取引業法では、不動産会社が売主に対して査定額の根拠を明示することが義務付けられています。「なぜこの金額になったのか」を具体的に説明してもらい、周辺の取引事例や建物の状態を踏まえた納得できる査定かどうかを確認しましょう。根拠があいまいなまま契約を進めるのは避けたほうが安心です。

買取でも譲渡所得税がかかる場合がある

買取で不動産を売却した場合も、仲介と同じように売却益(譲渡所得)が発生すれば所得税・住民税の課税対象になります。マイホームを売却した場合の3,000万円特別控除などの特例は、買取であっても要件を満たせば利用できるため、税負担が心配な方は事前に確認しておくとよいでしょう。

ハウスドゥ つくば研究学園都市店は、不動産買取を専門に取り扱う店舗として、つくば市内の物件を中心に査定・買取を行っています。査定額の根拠や買取までの流れについて、無料相談で詳しくご説明いたします。

築年数が古い建物や、リフォーム歴が分からない物件でも、買取なら現況のまま査定・売却できる点も条件面での大きなメリットです。契約前に確認しておきたい注意点として、境界確定の有無や設備の不具合など、把握している範囲で正直に伝えておくと、契約後のトラブルを避けやすくなります。

無料相談フォーム

この記事に関するご相談はこちらから。秘密厳守で対応いたします。

    物件種別(必須)

    物件のご住所(必須)

    マンション名(マンションの方のみ)

    お名前(必須)

    お電話番号(必須)

    メールアドレス(必須)

    ご希望の相談方法(任意)

    ご来店・訪問をご希望の方は、日時をご指定ください

    第1希望日時(任意)


    第2希望日時(任意)


    備考(任意の補足)