アルバリンクに「騙された」は本当?口コミの実態とリスク回避策を茨城の不動産プロが徹底検証【2025年版】
更新日:2025年11月7日|執筆:家・不動産買取専門店 ハウスドゥ つくば研究学園都市
目次✅ 早く知りたい人へ(まず結論)
- 「アルバリンクに騙された」という声はネット上に見られますが、その多くは「買取」と「仲介」の違いや、価格決定の前提条件(残置物・境界・再建築不可・権利関係など)への理解不足が原因です。
- アルバリンクは国土交通大臣(1)第10112号の宅建業免許を持つ不動産会社で、TOKYO PRO Market(東証プロマーケット)に上場しています。なお、この市場は特定投資家等を対象とするプロ向け市場であり、一般投資家向け市場とは制度が異なります。
- 同社は「訳あり物件(事故物件・空き家・再建築不可・共有持分など)」の自社買取を強みとし、仲介手数料は原則不要です。スピード重視・秘密厳守での処分に向く一方、価格は仲介より下がりやすいため、「安い=騙された」と感じる誤解が生じやすい構造です。
- 茨城(つくば・土浦・牛久・古河など)で価格重視なら仲介、スピード重視・訳ありなら自社買取やハウス・リースバック(住みながら売却)などの比較検討が安全です。
はじめに:本記事の目的と読み方
「アルバリンク 騙された」で検索すると、SNSやまとめ記事、クチコミサイトに多様な評価が並び、初めての売却では不安になる方も多いでしょう。
私たちハウスドゥ つくば研究学園都市は茨城全域(つくば市・土浦市・牛久市・石岡市・取手市・守谷市・つくばみらい市・阿見町ほか)の売却支援を行う立場から、ネット上の情報を事実・仕組み・回避策の3点で整理し、「何を選べば自分に最適か」を中立的に判断できるようにするのが目的です。
アルバリンクはどんな会社?――企業概要と信頼性
アルバリンク(株式会社AlbaLink)は、東京都江東区木場二丁目17番16号(BESIDE KIBA 3階)に本社を置く不動産会社です。代表取締役は河田憲二氏、資本金は8,798万円(2025年11月時点)。
宅地建物取引業免許:国土交通大臣(1)第10112号を取得し、2023年11月には東京証券取引所のTOKYO PRO Market(TPM)に上場しています。
主な事業は不動産の買取・販売・仲介で、「訳あり物件買取プロ」「空き家買取隊」などの専門サイトを展開。支店は東京・つくば・名古屋・大阪・福岡など全国に拡大しています。
なお、TOKYO PRO Market(TPM)は一般投資家が直接参加できないプロ向け市場であり、プライム・スタンダード市場とは異なります。形式基準は柔軟ですが、監査と情報開示が求められ、一定の信頼性を持つ市場といえます。
「上場企業=安心」という単純な構図ではありませんが、透明性を担保する努力をしている会社と判断するのが適切です。
アルバリンクの特徴と信頼の裏付け
- 不動産の直接買取を中心とした事業モデル(仲介ではなく自社が買主)
- 国土交通大臣免許(1)第10112号による全国取引の認可
- TOKYO PRO Market上場に伴う定期的な情報開示
- 「消費者志向自主宣言」など、信頼性向上の取り組みを公表
- 訳あり物件分野での多数のメディア運営と情報発信
これらの要素を踏まえると、「制度的に怪しい会社」ではなく、一定の透明性と実績を持つ不動産企業と位置付けられます。
「アルバリンクに騙された」という口コミは本当に多いのか?
GoogleやSNSなどでは「安く買い取られた」「連絡が遅い」「対応が悪い」といった書き込みを見かけます。
しかし、これらの多くは「仲介価格」と「買取価格」を混同しているケースが目立ちます。
不動産買取とは、業者が物件を買い取ってリフォーム・再販するビジネスモデルです。リスク(在庫・修繕・広告費・税負担)を引き受ける代わりに、価格が市場相場より低くなるのは当然です。
アルバリンクの公式サイトでも、「査定連絡が遅い」「買取不可だった」といった口コミがあることを自ら紹介し、
その原因を「物件の条件や法的手続きにより時間を要するため」と説明しています。
これはネガティブな情報を隠さず提示している点で、むしろ透明性が高い対応といえるでしょう。
口コミを読む際は、「誰が」「どの条件で」取引したのかを確認することが大切です。
買取では以下のような条件が金額に影響します。
- 建物の老朽化や残置物の有無
- 境界未確定・越境・再建築不可などの制約
- 借地・底地・共有持分など権利関係の複雑さ
- 遠方物件・空き家など調査に時間がかかるケース
こうした要素を踏まえると、「騙された」と感じるのではなく、
「期待していた価格と現実の差」を正しく理解することが重要です。
アルバリンクの買取査定は無料であり、価格に納得できなければ断ることも可能です。
「騙された」と感じる原因3選
- 買取価格の仕組みを知らない
仲介は市場に出すため、タイミング次第で高く売れます。
買取は「業者がリスクを引き取る」ため、その分価格が下がるのが原理です。 - 条件の違いを比較している
再建築不可や越境などの制約がある物件を、通常の中古住宅と比較しても不公平です。 - スピード査定に過度な期待をしている
法務確認が必要な物件では、最短即日査定ができない場合もあります。
アルバリンクでも「必要書類が揃えば即日入金が可能」としていますが、
あくまで条件が整った場合のみです。
したがって、「騙された」と感じる要因の多くは構造的誤解にあります。
買取は仲介より速く・手間が少ないかわりに、価格面では譲歩が必要という仕組みを理解して選ぶことが大切です。
アルバリンクの良い評判と評価されている点
- 訳あり物件に強い:事故物件・再建築不可・共有持分・底地など、他社が避ける物件でも対応してくれる。
- 仲介手数料が不要:自社が買主となる直接買取のため、原則仲介手数料は発生しない(諸費用は別途)。
- スピード対応:条件が整えば、査定から契約・入金まで最短即日〜数日で対応可能。
- 全国対応・オンライン完結:遠方の物件でも非対面で査定〜契約が完了。地方所有者に便利。
- 情報公開姿勢が明確:「良い・悪い口コミの両方」を自社サイトで紹介している点は透明性が高い。
特に「地方の空き家」「相続物件」「共有持分」「ゴミ屋敷」といった一般市場で売れにくい物件は、スピードと引取力が求められる領域です。
アルバリンクのように「全国で訳あり物件を扱うノウハウがある会社」は、売主にとって貴重な存在といえます。
アルバリンクのサービス内容と手続きの流れ
公式サイトによると、アルバリンクの基本的な買取の流れは以下のとおりです。
- 無料相談・査定依頼(電話・メール・LINE)
- 現地調査・権利関係の確認(再建築性や登記状況など)
- 価格提示(条件が整えば即日提示)
- 契約・入金(書類が揃えば即日〜数日で完了)
査定は無料で、契約までは費用が発生しません。
また、他社査定と比較してから決定することも可能です。
同社では「必要書類と契約条件が整えば即日入金も可能」としていますが、これはあくまで条件付きです。
査定から契約までのスピードは、登記・抵当権抹消・権利者確認などの進捗により変動します。
アルバリンクを利用するメリット
- 片付け不要・現況のままで売却可
- 早期の資金化が可能(条件が整えば最短即日)
- 仲介手数料0円(原則)
- 遠方オーナーでもオンライン完結
- 秘密厳守で近隣に知られず売却可能
特に、空き家や相続物件、転勤・離婚・債務整理など「すぐに現金化したいケース」では、
仲介よりも買取のほうが有利に働くことがあります。
「片付けが面倒」「遠方なので立会いが難しい」などの悩みを解消できる点も利用者から好評です。
デメリット・注意点も理解しておこう
- 仲介より売却価格が下がる傾向
仲介では市場のタイミング次第で高値で売れる可能性がありますが、買取では即現金化の代償として価格が低くなります。 - 対象外の物件もある
一部の築浅マンションや大型土地などは、同社の再販方針に合わず対象外になる場合があります。 - スピード対応には条件がある
「最短即日」は書類や登記が整っていることが前提です。相続未登記や権利関係が複雑な物件では時間を要します。
これらのデメリットを理解した上で、「価格重視なら仲介」「スピード重視なら買取」と目的に応じて使い分けることが重要です。
茨城(つくば)でアルバリンクを利用する際の判断ポイント
アルバリンクを使うのに向いているケース
- 遠方に空き家を所有しており、現地に行かずに売却したい
- 相続や共有名義などで権利関係が複雑
- 建物が老朽化・再建築不可などで仲介では売れにくい
- すぐに現金化が必要(急な出費・相続税支払いなど)
アルバリンクを使わない方がよいケース
- 人気エリア(研究学園・みどりの・万博記念公園など)で築浅住宅を高く売りたい
- 販売までの時間に余裕があり、内覧対応が可能
- リフォーム・清掃に時間をかけてでも高値で売却したい
このように、どのサービスが最適かは「価格」「速度」「手間」「公開度」の4軸で判断するのが賢明です。
【比較表】全国系の買取会社と地元密着の違い
| 項目 | 全国系(アルバリンクなど) | 地元密着(当店など) |
|---|---|---|
| 対応エリア | 全国対応(オンライン中心) | 茨城県内中心(対面対応可) |
| 価格水準 | 相場よりやや低い傾向 | 地域事情を加味し柔軟に提示 |
| スピード | 書類が整えば最短即日 | 最短2日〜1週間 |
| 手数料 | 原則0円 | 0円(直接買取の場合) |
| 相談方法 | オンライン・電話 | 店舗・訪問・オンライン |
まとめ:アルバリンクは「騙された」ではなく“選び方”の問題
アルバリンクは国土交通大臣免許を持つ上場企業であり、訳あり物件分野に特化した不動産会社です。
「騙された」と感じる口コミの多くは、買取の仕組みを理解しないまま価格差に驚いたケースです。
制度的に怪しい会社ではなく、むしろ透明性と専門性を備えています。
不動産を売る際は、「買取」「仲介」「リースバック」のどれが自分の目的に合うかを明確にしましょう。
そして、同条件で複数社の査定を取ることが、誤解や後悔を防ぐ最も確実な方法です。
FAQ(よくある質問)
- Q1. 騙されたと感じないために注意すべき点は?
- 「買取と仲介の違い」を理解し、同条件で相見積もりを取ること。条件を揃えない比較は誤解のもとです。
- Q2. 上場しているのは本当?
- はい。2023年11月にTOKYO PRO Market(特定投資家向け市場)へ上場しています。一般市場とは制度が異なります。
- Q3. 仲介手数料はかかりますか?
- 自社買取の場合は原則不要です。ただし、測量・登記などの諸費用は別途発生する場合があります。
- Q4. 即日入金は本当に可能?
- 「必要書類と条件が整えば即日入金可能」と公式で案内されています。案件によっては数日〜1週間を要する場合もあります。
- Q5. 茨城で相談するならどこが安心?
- 当店(ハウスドゥ つくば研究学園都市)では、買取・仲介・リースバックのすべてに対応し、無料で比較相談が可能です。
茨城で理想の売却を叶えるなら
- ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 つくば研究学園都市が査定・相談を無料でサポートします。
- お電話:0120-566-072(8:00〜21:00/年中無休)
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(注)本記事は2025年11月時点の公開情報に基づく一般的解説です。
法令や制度、企業情報は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトにてご確認ください。
執筆:ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 つくば研究学園都市



