茨城県桜川市は、2005年10月1日に旧岩瀬町・旧真壁町・旧大和村が合併して誕生した市です。市の中央を桜川が流れ、市を取り囲む山々には約55万本のヤマザクラが自生しており、市名の由来にもなっています。都心から車で約90分、北関東自動車道の桜川筑西ICを使えばアクセスしやすく、それでいて筑波山系の豊かな自然と歴史ある町並みが残る、県西エリアの中でも独特の魅力を持つまちです。
この記事では、ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 つくば研究学園都市が、桜川市公式ホームページや国土交通省地価公示など一次情報にもとづき、桜川市での暮らし・子育て・交通・地価の実際を解説します。桜川市への移住を検討している方はもちろん、すでにお住まいで「このまちのことをもっと知りたい」という方にも役立つ内容です。
桜川市はどんなまち?3つの地区でまったく違う顔を持つ
桜川市の常住人口は42,749人、世帯数は13,826世帯です(桜川市公式ホームページ「月別常住人口推移」より)。合併前の旧3町村がそれぞれ異なる個性を持っているのが、桜川市の最大の特徴です。
岩瀬地区|市街地とJR水戸線の玄関口
岩瀬地区は市役所岩瀬庁舎やJR水戸線岩瀬駅を中心とした市街地エリアです。分譲住宅地や商業施設が集まり、桜川市の中では最も都市的な暮らしができる地区といえます。
真壁地区|茨城県唯一の重要伝統的建造物群保存地区
真壁地区は、江戸時代から昭和初期にかけての町家や土蔵が今も残る、茨城県内で唯一の国選定重要伝統的建造物群保存地区です。毎年2月〜3月に開催される「真壁のひなまつり」の会場としても知られ、歴史的な町並みと暮らしが共存しています。
大和地区|筑波連山のふもとに広がる自然豊かなエリア
大和地区は筑波連山の北端に位置する山間部で、農地付きの住宅や広い敷地の物件が多いのが特徴です。自然に囲まれたゆったりとした暮らしを求める人に向いています。
桜川市の交通アクセス|都心へは車で約90分、鉄道はJR水戸線
桜川市観光協会公式ホームページによると、新宿駅から桜川市までは電車で約2時間15分(湘南新宿ラインで小山駅乗り換え、JR水戸線利用)が目安です。JR水戸線は「水戸駅」から「岩瀬駅」まで約40分で結んでおり、県央方面へのアクセスも便利です(所要時間はいずれも乗換案内の目安)。
車の場合は北関東自動車道「桜川筑西IC」が利用でき、都心方面へは首都圏中央連絡自動車道(圏央道)経由で車で約90分が目安とされています(桜川市公式ホームページ「移住・定住」より)。鉄道と高速道路の両方を使える立地は、通勤・通学だけでなく、週末に都心へ出かける暮らし方にも対応しやすい環境です。
市内の主な移動手段
市内には桜川市バス(コミュニティバス)が運行しており、岩瀬・真壁・大和の各地区を結んでいます。日常の買い物や通院では自家用車が中心となる地域が多く、車を1〜2台保有する世帯が一般的です。

エリア別の暮らし方の違い
岩瀬駅周辺で暮らす
通勤・通学でJR水戸線を使いたい方、日常の買い物のしやすさを重視する方には岩瀬地区が向いています。市役所岩瀬庁舎周辺には行政サービスも集まっており、桜川市の中では最も暮らしの利便性が高いエリアです。
真壁の町並みで暮らす
歴史的な町並みの中で暮らしたい方、店舗兼住宅としての活用を考えている方には真壁地区が候補になります。ただし重要伝統的建造物群保存地区内では建物の外観変更などに一定のルールがあるため、物件検討時は事前確認が必須です。
大和の自然の中で暮らす
広い土地・畑付きの住宅を求める方、自然に囲まれた環境を重視する方には大和地区が向いています。筑波連山の北端に位置し、山間の静かな暮らしができる一方、生活利便施設へのアクセスは車が前提となります。
真壁のひなまつり|100軒以上の町家を飾る桜川市を代表する行事
桜川市を語るうえで欠かせないのが「真壁のひなまつり」です。2026年は「真壁のひなまつり 和の風第二十二章」として2月4日(水)から3月3日(火)まで開催され、真壁の中心市街地にある100軒以上の住宅・店舗にひな人形が飾られます(桜川市観光協会公式ホームページより。日程は変更される場合があるため最新情報は公式サイトでご確認ください)。
真壁地区は国選定重要伝統的建造物群保存地区であり、蔵造りの町家が並ぶ通りそのものが観光資源になっています。地域の商店や住民が一体となって続けてきた行事で、桜川市に住むと毎年この時期のまちの賑わいを身近に感じられます。
そのほかの季節の行事・観光スポット
春は桜川沿いや高峯のヤマザクラが見頃を迎え、市内各所で花見を楽しめます。夏から秋にかけては雨引山楽法寺(あじさい・紅葉)、筑波高原キャンプ場など、自然の中で過ごせるスポットも豊富です。神社仏閣が多いことも桜川市の特徴のひとつで、櫻川磯部稲村神社や五所駒瀧神社など歴史ある社寺が点在しています。
桜川市の子育て・教育環境
子ども医療費助成(マル福)は所得制限なし
桜川市では、0歳から18歳に達する日以後最初の3月31日までの子どもを対象に、通院・入院とも医療費助成(マル福)を実施しています。茨城県内は2023年までに全44市町村で小児マル福の所得制限が撤廃されており、桜川市も所得制限なしで利用できます(桜川市公式ホームページ「医療費助成について」より)。
出産祝い金・入学祝い金などの独自支援
桜川市は移住・定住支援の一環として、出産祝い金や入学祝い金の支給を行っています。子育て世帯にとって、日常の医療費助成に加えて人生の節目で受けられる支援があるのは安心材料のひとつです(桜川市公式ホームページ「移住・定住」より。制度の詳細・支給額は年度によって変わる可能性があるため、利用の際は市の窓口で最新情報をご確認ください)。
移住支援金は最大200万円
桜川市は移住者向けに最大200万円の助成金制度を設けています。桜川市公式サイトには助成制度シミュレーターも用意されており、自分の状況に合った制度を事前に確認できます(桜川市公式ホームページより。対象要件・金額は制度改定の可能性があるため、利用前に市への確認をおすすめします)。
防災・ハザードマップ|桜川の洪水浸水想定を確認しておく
桜川市は市の中央を桜川が流れる地形であるため、洪水・土砂災害ハザードマップの確認が欠かせません。茨城県が指定した「利根川水系桜川洪水浸水想定区域図」では、48時間総雨量746mm(水防法に定められた想定最大規模降雨)を前提とした浸水想定が示されています(桜川市公式ホームページ「桜川市洪水・土砂災害ハザードマップ」より)。
ハザードマップは岩瀬・真壁・大和の地区別に整備されており、桜川市公式サイトや、いばらきデジタルまっぷで自宅や検討中の物件の位置を確認できます。山間部を含む大和地区では土砂災害警戒区域の確認もあわせて行うことをおすすめします。
桜川市の買い物・生活利便
日常の買い物は岩瀬地区の商業施設が中心で、スーパーやドラッグストア、飲食店が国道50号沿いなどに点在しています。真壁地区・大和地区では岩瀬や近隣の筑西市・つくば市の商業施設を利用する世帯も多く、車移動を前提とした生活スタイルが基本になります。医療機関は市内に複数の診療所があるほか、総合病院は近隣市への通院となるケースもあります。
桜川市の住まいの相場(公示地価2026・目安)
国土交通省地価公示・都道府県地価調査のデータをもとにした集計(tochidai.info調べ)によると、桜川市の2026年(令和8年)の公示地価平均は1㎡あたり16,840円、坪単価に換算すると約55,672円で、前年比-0.44%とわずかな下落が続いています。ピークだった1990年代前半(1㎡あたり2万円台後半)と比べると、長期的には緩やかな下落基調にあることがわかります(数値はいずれも目安・出典tochidai.info)。
ただし、これは市全体の平均値であり、岩瀬駅周辺の分譲住宅地・真壁の伝統的建造物群保存地区・大和地区の山間部では、土地の性格も価格帯も大きく異なります。桜川市内の不動産価格をより詳しく知りたい場合は、当店の別記事「桜川市岩瀬の中古戸建相場は?価格動向5つの要点」もあわせてご覧ください。
桜川市で家を売る・持ち続けるときに知っておきたいこと
桜川市は人口減少・高齢化が続いており、「相続したが住む予定のない家」への対応を考える世帯が増えています。特に真壁地区は伝統的な町家・古民家が多く、保存地区特有のルールが関わる場合があるため、売却や活用を検討する際は事前確認が重要です。桜川市には空き家バンク制度もあり、市としても空き家の流通・活用を後押ししています(桜川市公式ホームページより)。
空き家の売却や補助金制度、真壁の重伝建地区にまつわる注意点について詳しく知りたい方は、当店の別記事「桜川市の空き家・訳あり不動産売却|真壁の重伝建地区と補助金制度【2026】」で解説しています。
ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 つくば研究学園都市は、つくば市の店舗から桜川市の不動産売却・買取・査定・リースバックにも対応しています。桜川市の物件は真壁の伝統的建造物から山麓の広い敷地まで種類が幅広いため、まずは無料査定で現状の価値を確認することをおすすめします。
桜川市の人口・地価の長期推移
桜川市の公示地価は、1990年代前半のピーク時(1㎡あたり2万円台後半)から緩やかな下落が続いており、2020年代に入ってからは下落率が年々縮小しています。2025年の公示地価平均16,725円/㎡・変動率-0.55%に対し、2026年は16,840円/㎡・変動率-0.44%と、下落幅がわずかに縮小傾向にあることがtochidai.infoの集計から読み取れます(数値は目安)。人口は緩やかな減少が続いていますが、移住支援金や子育て支援制度の拡充により、市外からの移住を後押しする政策が続けられています。
桜川市の暮らしに関するよくある質問
Q1. 桜川市の読み方は?
「さくらがわし」と読みます。市名は、市の中央を流れる桜川に由来しています。
Q2. 桜川市はどこにありますか?
茨城県西部(県西地域)に位置し、筑西市・つくば市・石岡市などと隣接しています。北関東自動車道「桜川筑西IC」を利用でき、都心へは車で約90分が目安です(桜川市公式ホームページより)。
Q3. 真壁のひなまつりはいつ開催されますか?
2026年は「真壁のひなまつり 和の風第二十二章」として2月4日(水)〜3月3日(火)の開催が予定されています(桜川市観光協会公式ホームページより)。年によって日程が変わるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
Q4. 桜川市の子ども医療費助成に所得制限はありますか?
ありません。0歳から18歳に達する日以後最初の3月31日までの子どもを対象に、所得制限なしで医療費助成(マル福)を受けられます(桜川市公式ホームページより)。
Q5. 桜川市に鉄道駅はありますか?
JR水戸線の岩瀬駅があります。水戸駅までは約40分、新宿駅までは乗換案内の目安で約2時間15分です(桜川市観光協会公式ホームページより)。真壁地区・大和地区は岩瀬駅からバスや車での移動が中心となります。
Q6. 桜川市の公示地価はどのくらいですか?
2026年(令和8年)の公示地価平均は1㎡あたり16,840円、坪単価で約55,672円です(tochidai.info調べ・目安)。ただし岩瀬・真壁・大和で相場は大きく異なるため、詳しい価格を知りたい場合は個別の査定をおすすめします。
Q7. 桜川市には移住支援金がありますか?
あります。桜川市は移住者向けに最大200万円の助成金制度を設けており、公式サイトの助成制度シミュレーターで自分に合った制度を確認できます(桜川市公式ホームページより。要件・金額は制度改定の可能性があるため利用前に市へご確認ください)。
まとめ|桜川市は「歴史」と「自然」と「支援制度」が揃うまち
桜川市は、真壁の伝統的な町並み、大和地区の豊かな自然、岩瀬地区の利便性という3つの異なる魅力を持つまちです。子育て支援や移住支援金などの制度も充実しており、都心からのアクセスと自然環境のバランスを重視する方に向いています。
一方で、地区によって不動産の性格や相場が大きく異なるため、桜川市での住まい探し・売却を検討する際は、地域事情に詳しい不動産会社に相談することが大切です。ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 つくば研究学園都市では、桜川市の物件の売却・買取・査定・リースバックのご相談を承っています。まずはお気軽にお問い合わせください。
桜川市の不動産売却・査定は、地域密着のハウスドゥ つくば研究学園都市にご相談ください
真壁の伝統的な町家から大和地区の広い敷地まで、桜川市の物件は一つひとつ事情が異なります。まずは無料査定でお気軽にご相談ください。
桜川市の不動産売却について詳しくは、エリアページ「桜川市の不動産売却・買取・査定|真壁・岩瀬・大和エリア対応」もご覧ください。つくば市の不動産売却をご検討の方は、当店TOPページ「ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 つくば研究学園都市」からもご相談いただけます。
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