「実家が土浦市にあるけれど空き家のまま」「中心市街地の空き家は補助金で解体できると聞いたけれど本当?」――土浦市で空き家の売却を検討する方から、こうしたご相談が増えています。結論から言うと、土浦市には建物解体そのものへの補助金は2026年7月時点でありません。しかし「補助が何もない」わけではなく、使える制度と、空き家率データから見える売り時の判断材料は確かに存在します。この記事では市公式サイトで確認した一次情報をもとに、土浦市の空き家売却の実態を正直にお伝えします。
ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 つくば研究学園都市は、つくば市の店舗から土浦市の不動産売却・買取・査定に対応しています。「まだ売ると決めていない」という段階でもお気軽にご相談ください。
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このページの要点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 建物解体そのものへの補助金 | 無し(2026年7月・市生活安全課に確認可能な公式情報の範囲で解体費補助は未確認) |
| 使える代替制度 | 空家バンク住宅リフォーム助成(最大20万円)/空き家の3,000万円特別控除/まちなか定住促進事業(買主側補助) |
| 土浦市の空き家率 | 16.04%(2018年住宅・土地統計調査、県平均14.84%・全国平均13.60%より高い) |
| 中心市街地の特徴 | まちなか定住促進事業の対象エリア=転入者に家賃・購入補助があり、空き家でも需要が生まれやすい |
| 対応する売却方法 | 仲介売却・直接買取 |
土浦市に空き家の解体補助金はある?市公式サイトで一次確認した結果
他市町村(筑西市・結城市・行方市など)では建物解体費の一部を補助する制度がありますが、土浦市はどうでしょうか。土浦市公式ホームページの「空家対策」「空家でお困りの方へ(Q&A)」ページを直接確認したところ、建物解体費そのものに対する補助金の記載はありませんでした。あるのは次の3つの制度です。
制度1:空家バンク住宅リフォーム助成制度
空家バンクに登録した物件を購入・賃借してリフォームする場合、対象工事費の10%(上限20万円)が補助されます。ただし対象は「空家バンク登録済みの物件を活用する側」のリフォーム費用であり、所有者が解体する費用は対象外です。また空家バンクへの登録には「居住もしくは再利用が可能な空家等」という条件があり、老朽化が著しく倒壊の危険がある建物はそもそも登録できません。
制度2:空き家の譲渡所得3,000万円特別控除
相続した空き家(被相続人居住用家屋)を、相続開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売却し、一定の要件を満たすと譲渡所得から最大3,000万円を控除できる国の特例です。土浦市もこの制度の案内ページを公式サイトに設けています。耐震基準を満たさない古い建物は「解体して更地で売る」か「耐震リフォームをする」かのいずれかが要件になるため、解体費用そのものの補助ではありませんが、税負担の軽減効果は大きく、結果的に解体・売却の決断を後押しします。
制度3:まちなか定住促進事業(買主側の補助=不動産会社が知っておくべき”逆側”の制度)
意外と知られていませんが、土浦市中心市街地活性化基本計画の対象エリア(土浦駅周辺、約118.8ha)では、市外から転入する新婚世帯・子育て世帯・単身学生世帯に対して、家賃補助(月額上限2万円・最長3〜4年)や住宅購入補助(借入金の3%・上限50万円)が用意されています。これは所有者への解体補助ではなく買主側への補助ですが、「中心市街地の空き家は、買い手側に追い風となる制度がある分だけ売りやすい」という不動産会社ならではの視点として押さえておく価値があります。実際にこのエリアの物件を売却する際は、当社から購入検討者へこの補助制度の存在を案内することで成約につながるケースもあります。

「解体補助がないなら、放置していいのか」への回答
解体補助がないからといって、空き家を放置してよい理由にはなりません。土浦市は「土浦市空家等対策の推進に関する条例」(平成30年4月施行)に基づき、管理不全な空家の所有者に助言・指導・勧告・命令を行うことができます。特定空家等に指定され固定資産税の住宅用地特例が解除されると、土地の固定資産税は最大で約6倍に増える可能性があります。市への相談窓口は「生活安全課 空家対策係」です。
土浦市の空き家率16.04%から見える売り時のサイン
総務省「住宅・土地統計調査」(2018年)によると、土浦市の空き家率は16.04%。茨城県平均(14.84%)、全国平均(13.60%)のいずれよりも高い水準です。この数字が意味するのは、「空き家が珍しくない街」であると同時に「今後も空き家予備軍が増え続ける」ということでもあります。土浦市の人口は約14.1万人で微減傾向にあり、駅から離れた郊外・霞ヶ浦沿岸エリアほど今後の需要縮小リスクが大きくなります。逆にいえば、駅近・中心市街地の物件は相対的に資産価値が維持されやすく、「早めに動くほど選択肢が多い」というのが実務上の実感です。
中心市街地と郊外で異なる「売り時」の考え方
土浦駅・荒川沖駅周辺の中心市街地エリアは、まちなか定住促進事業の対象区域と重なり、公共施設の集約や再開発の動きもあって需要が底堅い傾向にあります。一方、郊外や霞ヶ浦・桜川沿いのエリアは、洪水浸水想定区域に含まれる地域もあり、買い手が慎重になりやすいのが実情です。同じ「土浦市の空き家」でも、立地によって売却戦略はまったく変わります。
土浦市の空き家、種別×築年×エリアの価格目安【2026年】
以下は、土浦市の空き家売却を検討するうえでの価格目安です。※人口・世帯数は茨城県統計等の概算値、公示地価は国土交通省「地価公示」(2025年)、価格帯は国土交通省「不動産取引価格情報」等に基づく目安であり、実際の売却価格は立地・面積・築年数等により大きく異なります。
| 種別 | 築年数の目安 | エリア | 価格帯の目安 |
|---|---|---|---|
| 戸建て(空き家) | 築25〜35年 | 土浦駅・荒川沖駅周辺 | 800〜1,800万円台 |
| 戸建て(空き家) | 築30年超 | 郊外・霞ヶ浦沿岸 | 300〜900万円台 |
| 土地(更地見込み) | ― | 中心市街地 | 坪8〜11万円前後 |
| 土地(更地見込み) | ― | 郊外・農地混在エリア | 坪3〜6万円前後 |
| マンション(空き家) | 築20〜30年 | 土浦駅周辺 | 500〜1,300万円台 |
住宅地公示地価(2025年)は土浦市平均で約30,400円/㎡(坪約10.0万円)ですが、これはあくまで市全体の平均であり、立地によって2〜3倍の開きがあります。空き家の場合はさらに、老朽化や残置物の状況によって査定額が変動するため、上記はあくまで「目安」としてご覧ください。
査定の種類|空き家に向いているのはどっち?
不動産査定には大きく分けて「机上査定(簡易査定)」と「訪問査定」の2種類があります。
| 査定方法 | 特徴 | 空き家での注意点 |
|---|---|---|
| 机上査定 | 周辺の取引事例や公示地価から概算を算出。訪問不要・即日回答も可能 | 残置物や老朽化の程度が反映されないため、あくまで参考値 |
| 訪問査定 | 現地で建物の状態・接道・残置物・シロアリ被害の有無などを確認 | 空き家は劣化が進みやすく、訪問査定でなければ実際の売却価格に近づかない |
特に空き家は「誰も住んでいない期間が長いほど劣化が進む」という特性があるため、まずは机上査定で概算を把握し、本格的に売却を検討する段階で訪問査定に進むのが一般的な流れです。
土浦市の空き家、売却の流れ7ステップ
- 無料査定の申し込み(机上査定または訪問査定)
- 査定額の提示・売却方法(仲介/買取)の相談
- 媒介契約の締結(仲介の場合)または買取価格の合意(買取の場合)
- 残置物の整理・必要に応じて解体の検討
- 販売活動開始(仲介)または契約手続き(買取)
- 売買契約の締結
- 決済・引き渡し
買取の場合は3〜6の期間を大幅に短縮でき、当社では最短2日での現金化にも対応しています(物件の状態・権利関係により異なります)。
仲介と買取、空き家売却ではどちらが有利?
| 比較項目 | 仲介 | 買取 |
|---|---|---|
| 売却相手 | 一般の個人買主 | 不動産会社(当社) |
| 価格 | 相場に近い価格が期待できる | 相場の6〜8割程度が目安 |
| 期間 | 数か月〜1年以上かかることも | 最短数日〜1か月程度 |
| 仲介手数料 | 必要(速算式:成約価格×3%+6万円+消費税) | 不要 |
| 契約不適合責任 | 売主が負う場合が多い | 免責となるケースが多い |
| 空き家・訳あり物件への対応 | 買主が見つかりにくい場合がある | 老朽化・残置物ありでも買取可能なことが多い |
特に郊外エリアの古い空き家や、残置物が多く残っている物件は、仲介では内覧希望者が集まりにくい傾向があります。「早く・確実に」手放したい場合は買取、「時間をかけてでも高く売りたい」場合は仲介、というのが基本的な使い分けです。
費用と税金|土浦市の空き家売却でかかるお金
仲介手数料の速算式
売買価格400万円超の場合、仲介手数料の上限は「成約価格×3%+6万円+消費税」で速算できます。例えば1,000万円で売却した場合、(1,000万円×3%+6万円)×1.1=39.6万円が上限です。
印紙税
売買契約書には契約金額に応じた印紙税がかかります。500万円超1,000万円以下は1万円、1,000万円超5,000万円以下は2万円(いずれも軽減税率適用時)が目安です。
登記費用
抵当権抹消登記や相続登記が必要な場合、司法書士報酬とあわせて数万円〜十数万円の実費がかかります。相続登記は2024年4月から義務化されており、正当な理由なく怠ると過料の対象になる可能性があります。
譲渡所得税(20.315%)と3,000万円特別控除
売却益(譲渡所得)が出た場合、所有期間5年超なら税率20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)、5年以下なら39.63%が課税されます。ただし相続した空き家を要件内で売却すれば、前述の「空き家の3,000万円特別控除」により譲渡所得から最大3,000万円を差し引くことができ、税負担を大幅に軽減できます。
理由別に見る、土浦市の空き家売却のポイント
相続で空き家になった場合
相続登記の義務化により、相続を知った日から3年以内の登記が必要です。登記が済んでいないと売却手続きにも進めないため、まず法務局での相続登記を済ませることが第一歩になります。前述の3,000万円特別控除の適用期限(相続開始から3年を経過する日の属する年の12月31日まで)も意識しておく必要があります。
訳あり・老朽化した空き家の場合
雨漏り・シロアリ被害・残置物が多いなど、一般の仲介では買主が見つかりにくい物件は、当社のような買取専門店への相談が現実的な選択肢です。解体してから売る「更地売却」も選択肢の一つですが、解体費用(木造30坪程度で100〜150万円が目安)は自己負担になる点に注意が必要です。
離婚・住み替えに伴う空き家の場合
住み替え先が決まっている場合、旧居が空き家化する期間を最小限にするため、査定と並行して売却スケジュールを組むことが重要です。財産分与が絡む離婚の場合は、名義や住宅ローンの残債整理を先に進める必要があります。
遠方に住んでいて管理が難しい場合
県外・遠方在住で管理が難しい所有者の方も多くご相談いただきます。空き家は放置期間が長いほど劣化と査定額の下落が進むため、「まだ売ると決めていない」段階でも早めの机上査定をおすすめしています。

エリア・駅別に見る土浦市の空き家事情
土浦駅周辺(中心市街地)
まちなか定住促進事業の対象エリアであり、公共施設の集約や再開発の動きもあって、駅近物件は資産価値が比較的維持されやすいエリアです。空き家であっても駅徒歩圏内であれば買主が見つかりやすい傾向にあります。
荒川沖駅周辺
住宅街として安定した需要があり、2,000万円台の戸建ても見られるエリアです。ファミリー層からの需要が比較的堅調です。
霞ヶ浦・桜川沿岸エリア
洪水浸水想定区域に含まれる地区があり、売却時の重要事項説明でハザードマップの提示が必要です。買主が水害リスクを慎重に検討するため、価格交渉が発生しやすい傾向があります。
神立駅周辺
常磐線神立駅を中心としたエリアで、中古戸建ての取引が一定数あります。中心市街地よりも価格は抑えめですが、その分需要層も幅広いのが特徴です。
ハウスドゥ つくば研究学園都市が土浦市の空き家売却に強い理由
理由1:買取専門店としての土浦市での実績とノウハウ
当社は「ハウスドゥ」のフランチャイズブランドと、地域密着の買取専門店としての強みをあわせ持っています。全国ネットワークによる相場情報と、つくば・土浦エリアに精通した地元スタッフの両方の視点で査定・提案を行います。
理由2:老朽化・残置物ありでも買取に対応
一般の仲介では敬遠されがちな老朽化物件や残置物が残った空き家も、買取専門店として直接買い取りご提案が可能です。「まずは片付けてから」と考えず、そのままの状態でご相談いただけます。
理由3:古田敦也氏がブランドアンバサダーを務める安心感
ハウスドゥは元プロ野球選手・古田敦也氏がブランドアンバサダーを務める全国フランチャイズです。テレビCM等でも知られるブランドの安心感と、地域密着店ならではのきめ細かな対応の両方をご提供します。
土浦市の空き家に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 土浦市に空き家の解体補助金はありますか?
A. 2026年7月時点で、建物解体費そのものへの補助金は市公式サイトで確認できませんでした。空家バンク住宅リフォーム助成(最大20万円・活用側向け)や空き家の3,000万円特別控除など、別の制度は利用できます。最新情報は土浦市生活安全課へ直接ご確認ください。
Q2. 空き家を解体せずに売ることはできますか?
A. 可能です。古家付き土地としての売却や、当社のような買取専門店への相談であれば、解体せずそのままの状態で査定・買取が可能なケースが多くあります。解体して更地にすると固定資産税の住宅用地特例がなくなり、土地の税額が上がる場合がある点にも注意が必要です。
Q3. 空き家を放置すると固定資産税が上がるというのは本当ですか?
A. 本当です。「特定空家等」に指定され「勧告」を受けると、住宅用地の固定資産税特例が解除され、土地の固定資産税が最大約6倍になる可能性があります。土浦市も条例に基づきこの仕組みを運用しています。より詳しい税額のシミュレーションは、当店の別記事「土浦市の空き家処分方法【2026年版】5つの選択肢と固定資産税6倍リスク」もあわせてご覧ください。
Q4. 相続した空き家を売却する場合、何から始めればいいですか?
A. まず法務局での相続登記(2024年4月から義務化)を済ませることが第一歩です。並行して当社のような不動産会社に机上査定を依頼し、3,000万円特別控除の適用可否も含めて相談することをおすすめします。
Q5. 空き家バンクに登録すれば補助金がもらえますか?
A. 空き家バンクへの登録自体に補助金はありません。バンク経由で成約した物件を購入者がリフォームする場合に、リフォーム助成(対象経費の10%・上限20万円)が適用される仕組みです。また空き家バンクには「居住もしくは再利用が可能な空家等」という登録条件があり、老朽化が著しい物件は登録できない場合があります。
Q6. 中心市街地の空き家は郊外より売りやすいですか?
A. 傾向としてはその通りです。土浦駅周辺はまちなか定住促進事業の対象エリアで、市外からの転入者に家賃・購入補助が用意されており、需要の下支えになっています。一方、郊外や霞ヶ浦沿岸エリアは浸水リスク等から買主が慎重になる場合があります。
土浦市の空き家売却は、立地と制度の実態を正しく理解したうえで進めることが、後悔しない一歩につながります。土浦市の不動産売却・査定については「土浦市の不動産売却・買取・査定ページ」もあわせてご覧ください。「まだ売ると決めていない」という段階でも、ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 つくば研究学園都市の無料査定をぜひご活用ください。
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