石岡市はどんなまち?
石岡市は茨城県の県南地域に位置し、筑波山と霞ヶ浦の間に広がる自然豊かなまちです。2005年10月1日に旧石岡市と旧八郷町が合併して誕生し、市街地が広がる「石岡エリア」と、里山や田園風景が残る「八郷エリア」という二つの異なる表情を持っているのが特徴です。
石岡市公式ホームページ(住民基本台帳人口)によると、2026年7月1日時点の総人口は68,630人、世帯数は32,291世帯です(男性34,265人・女性34,365人)。2019年5月時点の74,914人と比べると、7年ほどで6,000人ほど減少しており、県南地域の他市と同様にゆるやかな人口減少が続いています。一方で世帯数は32,291世帯と、2019年の30,996世帯からむしろ増えており、これは一世帯あたりの人数が減る「世帯の小規模化」が進んでいることを示しています。単身世帯や夫婦のみの世帯向けの住まいのニーズが増えているとも言えます。
常陸国の国府(律令時代の茨城県の行政の中心地)が置かれていた歴史ある土地でもあり、市内には「国府」「総社」といった地名や史跡が今も残っています。

石岡市の交通アクセス
鉄道:JR常磐線
石岡市の中心駅はJR常磐線「石岡駅」です。特急「ひたち」「ときわ」が停車し、上野駅までは列車・時間帯により80〜90分程度が目安です(乗換案内サイトの時刻表による目安であり、列車ごとに変動します)。普通列車の場合は土浦駅まで15分前後、水戸駅方面へも乗り換えなしでアクセスできます。都心へ毎日通勤するというよりは、月数回の出社や在宅勤務中心の働き方と相性が良いエリアと言えます。
道路:国道6号・国道355号・県道7号石岡筑西線
市内を国道6号(水戸街道)が縦断し、水戸方面・土浦方面へ直結しています。常磐自動車道の「土浦北IC」「千代田石岡IC」も市の近郊にあり、車での県外・都心方面への移動にも便利です。八郷エリアからは県道7号石岡筑西線などを使って市街地へ出るルートが中心になります。
バス
石岡駅を起点に、関鉄グリーンバスなどの路線バスが市内・八郷エリアを結んでいます。鉄道駅から離れた八郷エリアでは、車を1台は持つ生活が基本になる点は事前に知っておきたいポイントです。
石岡市の子育て・教育環境
子ども医療費助成(マル福)
石岡市公式ホームページによると、小児医療福祉費支給制度(マル福)の対象年齢は0歳から18歳(18歳に達した後の最初の3月31日まで)です。茨城県のマル福制度には所得制限がありますが、石岡市では県制度の対象外となる方にも市独自で同様の助成を行っており、より幅広い世帯が対象になっています(具体的な所得基準は世帯構成により異なるため、詳細は市の保険年金課への確認が確実です)。
保育・教育施設
市内には公立・私立の保育所、幼稚園、認定こども園が石岡エリア・八郷エリアの双方に配置されており、小学校・中学校も両エリアに設置されています。八郷エリアは学校の統合が進んだ地域もあるため、通学区域や送迎の方法は事前に市教育委員会や不動産会社に確認しておくと安心です。
石岡市の買い物・生活利便
石岡駅周辺には市街地の商業施設が集積しており、日常の買い物はスーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで完結しやすい環境です。国道6号沿いには郊外型の店舗も多く、車での買い物がしやすいのも特徴です。総合病院や診療所も市内に複数あり、土浦市やつくば市の医療機関へも車で30分前後でアクセスできます。
一方で八郷エリアは、大型商業施設までの距離が石岡エリアより長くなる地域もあり、日々の買い物は自家用車での移動が前提になります。移住・住み替えを検討する際は「駅・スーパーまで何分か」を実際に自分の足(あるいは車)で確認しておくと、暮らし始めてからのギャップを減らせます。
石岡市の自然・レジャー・地域の行事
いばらきフラワーパーク
八郷エリアにある「いばらきフラワーパーク」は、四季折々の花と大空間を楽しめる県内有数の観光施設としてリニューアルされ、家族で楽しめるスポットとして人気があります。
筑波山とスカイスポーツ
石岡市は筑波山の南麓に位置し、八郷盆地は全国的にも知られるパラグライダー・ハンググライダーのフライトエリアです。空からまちを見下ろす体験ができる珍しいまちでもあります。
石岡のおまつり
毎年9月に行われる「石岡のおまつり(石岡囃子祭り)」は、常陸国總社宮の例大祭で、関東三大祭りの一つに数えられる大規模な祭りです。期間中は多くの人出があり、まちの一年で最大の賑わいを見せます。
霞ヶ浦
市の南東部は霞ヶ浦に面しており、湖畔のサイクリングロード(つくば霞ヶ浦りんりんロード)でのサイクリングも楽しめます。
石岡市の治安・防災
石岡市公式ホームページでは、市内を流れる恋瀬川について洪水浸水想定区域図・浸水継続時間図を公開しており、平成27年(2015年)の台風に伴う大雨では恋瀬川の氾濫が発生した実績があります。八郷エリアには山地・沢地形もあるため、土砂災害のリスクがあるエリアも含まれます。住まいを検討する際は、石岡市防災ハザードマップで対象地の浸水リスク・土砂災害リスクを事前に確認することを強くおすすめします。
石岡市のエリア別の特徴
石岡エリア(旧石岡市)
JR石岡駅を中心とした市街地で、商業施設・行政機関・医療機関が集積しています。通勤・通学の利便性を重視する方に向いているエリアです。
八郷エリア(旧八郷町)
筑波山麓に広がる里山エリアで、田園風景や果樹園、フラワーパークなどが点在します。自然の中でのびのびとした暮らしを求める方や、農のある暮らし・二拠点居住に関心がある方から注目されています。空き家バンクを通じた移住相談も行われています。
国府・総社エリア
石岡駅の北側に広がる、常陸国府ゆかりの歴史あるエリアです。落ち着いた住宅地が広がっています。
高浜・恋瀬川沿いエリア
霞ヶ浦に近い高浜地区は、かつて水運の拠点として栄えた歴史を持つエリアです。恋瀬川河口に近く水辺の景観が魅力な一方、前述のとおり浸水リスクの確認が特に重要な地域でもあります。
石岡市の不動産売却・買取・査定について詳しくは石岡市の不動産売却・買取・査定ページもご覧ください。
石岡市の住まいの相場
石岡市の地価について、民間の土地価格データベースを確認したところ、2026年(令和8年)の住宅地の公示地価は資料によって「平均約18,200円/㎡(坪単価約6万円前後)」とする集計と、「坪単価6.1万円・前年比−3.5%」とする集計、「前年比+1.72%上昇」とする集計が混在しており、集計時点や対象地点の取り方によって数値に幅があります。そのため本記事では「坪単価はおおむね5万円台後半〜6万円台前半が目安」とし、断定的な金額の記載は避けています。正確な金額は、実際に売却・購入を検討している番地の公示地価・取引事例を個別に確認することをおすすめします。
一般的な傾向として、JR石岡駅に近い市街地ほど相場は高くなり、八郷エリアなど駅から離れる地域や、田畑・山林が多いエリアほど相場は下がる傾向があります。
石岡市で家を売る・持ち続けるときに知っておきたいこと
石岡市は市街地(石岡エリア)と里山・田園エリア(八郷エリア)で住宅の需要が大きく異なるまちです。石岡駅に近い市街地の住宅は仲介での売却がしやすい一方、八郷エリアの古民家や広い敷地の物件、農地付きの家などは、仲介だけでは買い手が見つかりにくいケースもあります。空き家バンクへの登録や、相続した実家をどうするか迷っている場合は、地域の事情に詳しい地元密着の不動産会社に早めに相談することが、時間と費用のロスを防ぐポイントです。
ハウスドゥ つくば研究学園都市店は、つくば市・土浦市・石岡市を含む県南エリアの買取・仲介に対応する地域密着の店舗です。相続した実家や空き家、訳あり物件のご相談も、査定料無料でお受けしています。実家を相続された方は石岡市の相続不動産売却|八郷地区の農地付き空き家【2026】、空き家を所有中の方は石岡市の空き家 固定資産税6倍はいつから?もあわせてご参照ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 石岡市はどこにありますか?
茨城県の県南地域、筑波山と霞ヶ浦の間に位置するまちです。つくば市・土浦市・かすみがうら市・桜川市などに隣接しています。
Q2. 石岡市の読み方は?
「いしおかし」と読みます。
Q3. 石岡市はどんな街ですか?
JR石岡駅周辺の市街地(石岡エリア)と、筑波山麓の里山・田園風景が広がる八郷エリアの二つの表情を持つまちです。都心へのアクセスと自然の豊かさを両立できる点が特徴です。
Q4. 石岡市で有名なものは何ですか?
関東三大祭りの一つとされる「石岡のおまつり」、いばらきフラワーパーク、八郷盆地でのパラグライダー・ハンググライダーなどが知られています。
Q5. 石岡市の子育て支援は充実していますか?
小児医療福祉費(マル福)は0歳から18歳まで対象で、県の所得制限の対象外となる世帯にも市独自の助成を行っています。詳しい所得基準は市の窓口で確認できます。
Q6. 石岡市の人口は増えていますか、減っていますか?
石岡市公式データによると、2026年7月時点の人口は68,630人で、2019年頃と比べて減少傾向にあります。一方で世帯数は増加しており、世帯の小規模化が進んでいます。
Q7. 石岡市の水害リスクはありますか?
市内を流れる恋瀬川については洪水浸水想定区域図が公開されており、2015年の台風時には氾濫の実績があります。住まい選びの際はハザードマップでの事前確認をおすすめします。
Q8. 石岡市から東京までどのくらいかかりますか?
JR石岡駅から特急「ひたち」「ときわ」を利用すると、上野駅まで列車・時間帯により80〜90分程度が目安です(時刻表による目安値のため、実際の乗車前に最新の時刻表をご確認ください)。
まとめ
石岡市は、JR石岡駅を中心とした利便性の高い市街地と、筑波山麓の自然豊かな八郷エリアという、二つの異なる魅力を持つまちです。都心へのアクセスと自然の近さを両立させたい方、里山での暮らしに関心がある方の双方にとって選択肢になり得る地域と言えます。
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石岡市の交通アクセスについては「石岡市の交通アクセス|石岡駅・バス・ICの実距離【2026】」でさらに詳しく解説しています。
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