「家を建てると離婚する」という話を、聞いたことはありませんか。新築を建てたばかりなのに夫婦の関係がぎくしゃくしている、あるいはこれから家を建てるのが不安になった、という方からのご相談もあります。結論からお伝えすると、家を建てたから離婚するという因果関係を裏付ける公的な統計は確認できませんが、家づくりは夫婦の意見の違いがはっきり表れやすく、話し合いが足りないと関係が傷つきやすいのは事実です。

この記事では、新築離婚と言われる理由、家づくりで離婚を避けるためのチェックポイント、そして実際に離婚することになった場合の家とローンの整理の進め方を、つくば市で不動産の売却・買取をご相談いただいてきた視点で解説します。

目次
  1. 家を建てると離婚する説の正体|本当に離婚しやすい?
    1. 統計的な裏付けは確認できない
    2. なぜそう言われるのか
  2. 新築離婚が起きやすいと言われる5つの理由
    1. ①間取り・設計をめぐる意見の対立
    2. ②住宅ローンと毎月の負担
    3. ③親の援助・同居をめぐる問題
    4. ④通勤・育児・地域など暮らし方の変化
    5. ⑤「家を建てたから」と問題を先送りしてしまう
  3. 家づくりで離婚を避けるためのチェックポイント
  4. 新築直後に離婚するとき、家はどうなる?
    1. 名義とローンは別々に確認する
    2. 財産分与の基本は2分の1
    3. 頭金や親からの援助はどう扱う?
    4. 新築はオーバーローンになりやすい
  5. 離婚するときの家の選択肢4つを比較
  6. 住み続ける場合の注意点
    1. 名義変更とローンの借り換え
    2. 連帯保証人・ペアローンの解消
  7. 売却する場合の流れと税金
    1. 売却までの基本ステップ
    2. 3,000万円特別控除と離婚後の期限
    3. 財産分与で家を渡すときの税金
  8. 新築を売るときの査定のポイント
  9. つくば市で新築離婚を考えたら|ハウスドゥ つくば研究学園都市の相談の進め方
    1. ステップ1:まず家の価値とローン残高を並べる
    2. ステップ2:売却するかどうか決まっていなくても相談できる
    3. ステップ3:離婚の話し合いに使える形で整理する
  10. ひとりで抱え込まないための相談先
  11. 家を建てる前に、夫婦で話し合っておきたいマイホームの考え方
    1. お互いの希望に優先順位をつける
    2. 将来の変化も含めて考える
  12. 子供がいる場合に気をつけたいこと
  13. 注文住宅と建売住宅では、売却のしやすさが違う?
  14. 売却して整理する場合と、住み続ける場合のメリット・デメリット
  15. 家を建てると離婚する説に関するよくある質問
    1. Q. 家を建てると離婚するという説は本当ですか?
    2. Q. 新築の家を建てた直後に離婚する場合、家は誰のものになりますか?
    3. Q. 離婚するとき、新築の住宅ローンはどうなりますか?
    4. Q. 新築の家がオーバーローン(売却額よりローン残高が多い)のときはどうしたらいいですか?
    5. Q. 離婚で家を売ると税金はかかりますか?
    6. Q. 夫婦だけでの話し合いがうまくいかないときはどこに相談しますか?
    7. Q. つくば市で新築の家の査定だけ受けることはできますか?
    8. Q. 注文住宅と建売住宅では、離婚するときの扱いが変わりますか?
    9. Q. 子供がいる場合、離婚後も家に住み続けることはできますか?
  16. まとめ:家のことは、感情の前に数字で整理を

家を建てると離婚する説の正体|本当に離婚しやすい?

統計的な裏付けは確認できない

「家を建てると離婚する」「新築離婚」は、いわゆるジンクスのような言い方です。家を建てた世帯のほうが離婚しやすいと断定できるデータを、当社では確認していません。そのため、この説は「そうなった人が目立つから語られている」と受け止めるのが現実的です。

なぜそう言われるのか

家づくりは、人生で最も大きな買い物のひとつです。数千万円の借入を何十年も返し続ける約束になり、間取り、予算、土地、住む場所、親との関係と、決めることが数百個に及びます。この期間に夫婦の価値観の違いが表に出やすいため、「家を建てると揉める」という印象が広まったと考えられます。

新築離婚が起きやすいと言われる5つの理由

①間取り・設計をめぐる意見の対立

キッチンの位置、収納、書斎、子ども部屋、将来の二世帯化など、暮らし方の希望は人によって違います。打ち合わせのたびに片方が我慢を重ねると、完成後も不満が残りやすくなります。

②住宅ローンと毎月の負担

新築では、家賃と違って固定資産税・修繕費・光熱費・住宅ローンの返済が重なります。収入が変わったり、どちらかが働けなくなったりすると、返済の負担感が夫婦関係に影響します。ローンの組み方については、住み替えローンの仕組みも参考にしてください。

③親の援助・同居をめぐる問題

頭金の援助、土地の提供、将来の同居の話は、感謝と同時に気まずさも生みやすいテーマです。援助の内容があいまいなままだと、離婚時に「誰のお金で建てたのか」で揉める原因になります。

④通勤・育児・地域など暮らし方の変化

つくば市のように、研究学園駅周辺や郊外の分譲地など、新しい場所に家を建てる場合は、通勤時間や買い物、子どもの学区が変わります。暮らしの負担が片方に偏ると、不満がたまりやすくなります。

⑤「家を建てたから」と問題を先送りしてしまう

関係がうまくいっていないのに「家を建てれば変わるかもしれない」と建築に進むケースもあります。家が完成しても関係の根本は変わらないため、問題が大きくなってから向き合うことになりがちです。

家づくりで離婚を避けるためのチェックポイント

これから家を建てる方は、次の項目を事前に夫婦で確認しておくと、後悔や揉め事を減らせます。

確認すること 決めておきたい内容
資金計画 頭金の出どころ、毎月の返済額、収入が減ったときの対応
ローンの名義 単独名義・ペアローン・連帯債務のどれにするか、団体信用生命保険の扱い
登記の名義 単独か共有か、持分の割合(出資額に応じる)
親の援助 贈与か貸付か、書面にして残すか
暮らし方 通勤・育児・同居の方針、将来の住み替えの可能性

特に「ローンの名義」と「登記の名義」は別のものです。どちらか一方だけを決めて安心せず、両方を揃えて確認しておきましょう。

新築離婚で確認する登記名義とローン名義の関係図|つくば市の不動産売却|ハウスドゥ つくば研究学園都市

新築直後に離婚するとき、家はどうなる?

名義とローンは別々に確認する

離婚の話が出たら、まず登記簿の名義(誰の持分か)と、住宅ローンの名義(誰が借りているか、連帯保証人は誰か)を整理します。名義が夫、ローンも夫であっても、妻に財産分与を請求する権利がある場合があります。離婚後の手続き全体は離婚後の手続き完全ガイドで解説しています。

財産分与の基本は2分の1

結婚後に夫婦が協力して築いた財産は、名義にかかわらず財産分与の対象となり、実務では2分の1ずつを目安に話し合うことが多いとされています。家も対象になります。なお、財産分与の請求期限は従来「離婚から2年」でしたが、民法の改正で延長されると案内されています。適用時期は専門家に確認してください。

頭金や親からの援助はどう扱う?

結婚前から持っていた貯金や、親から個人的にもらったお金で頭金を出した場合は、「特有財産」として分け方が変わる可能性があります。ただし、それを証明できる資料(振込記録や贈与の書面)が必要になることがあるため、通帳や契約書は残しておきましょう。

新築はオーバーローンになりやすい

新築住宅は、買った直後から中古扱いになり、売却額が購入価格より下がるのが一般的です。一方、ローン残高は短期間ではあまり減りません。そのため、売却額よりローン残高が多い「オーバーローン」の状態になっていることも少なくありません。この場合は、売っても借入が残る点が大きな問題になります。

離婚するときの家の選択肢4つを比較

新築の家をどうするかは、大きく次の4つに分かれます。

選択肢 向いているケース 注意点
どちらかが住み続ける 子どもの学区を変えたくない・ローン名義の人が住む 名義やローンの整理、連帯保証の解除が必要
仲介で売却する 時間があり、できるだけ高く売りたい 売れるまで期間がかかる・内覧対応が必要
不動産会社に買い取ってもらう 早く確実に現金化したい・人に知られたくない 仲介より価格が下がる傾向がある
賃貸に出す ローンの返済をまかなえる家賃が見込める 空室リスクと管理の手間、金融機関の承諾が必要
離婚時の新築の家の選択肢4つの比較表|つくば市の不動産売却|ハウスドゥ つくば研究学園都市

住み続ける場合の注意点

名義変更とローンの借り換え

家に住み続ける人が名義人になる場合は、金融機関の承諾が必要になることがあり、借り換えが必要になる場合もあります。審査には収入が関わるため、希望どおりに進まないこともあります。名義変更の費用や手続きは家の名義変更を夫から妻へで詳しく解説しています。

連帯保証人・ペアローンの解消

離婚しても、連帯保証人やペアローンの責任は自動では外れません。離婚後に相手が返済を止めると、自分に請求が来る可能性があります。具体的な整理の方法は住宅ローンが残る家の離婚をご覧ください。

売却する場合の流れと税金

売却までの基本ステップ

売却する場合は、①査定で家の価値を知る、②ローン残高を金融機関で確認する、③売却方法(仲介か買取か)を決める、④売買契約と引き渡し、⑤ローンの完済と登記の抹消、の順に進みます。離婚の話し合いと並行して進める場合は、共有名義なら双方の同意が必要です。

3,000万円特別控除と離婚後の期限

居住用の家を売って利益が出たとき、一定の要件を満たせば譲渡所得から3,000万円まで控除できる特例があります。住まなくなってから3年目の12月31日までに売ることなどが要件のため、離婚後に住まなくなる側は期限に注意が必要です。新築直後は利益が出にくいですが、念のため確認しておきましょう。最新の要件は税理士や税務署でご確認ください。

財産分与で家を渡すときの税金

財産分与として家を渡す側には、原則として譲渡所得の課税の問題が生じることがあります。受け取る側は、名義変更の際に登録免許税などの費用がかかります。税金の扱いはケースによって異なるため、事前に専門家へ相談してください。

新築を売るときの査定のポイント

築浅の家は、築年数が新しいことが強みですが、買主にとっては新築よりお得な中古という見られ方になります。査定では、土地の面積と形、建物の仕様、駅や学区、周辺の取引価格などが見られます。つくば市であれば、研究学園駅周辺やみどりの、谷田部エリアなど、地域ごとに価格帯が異なります。複数の売り方で査定額を比べるのが基本です。相場の見方は不動産の売買価格の決まり方も参考にしてください。

つくば市で新築離婚を考えたら|ハウスドゥ つくば研究学園都市の相談の進め方

ステップ1:まず家の価値とローン残高を並べる

感情的な話し合いに入る前に、家の査定額とローン残高を確認しましょう。差額が分かるだけで、住み続けるか売るかの現実的な選択肢が見えてきます。

ステップ2:売却するかどうか決まっていなくても相談できる

ハウスドゥ 不動産買取専門店 つくば研究学園都市では、売却が決まっていない段階でも査定のご相談を受け付けています。買取のご提案も可能なため、仲介とのどちらが手取りが多いかを比べられます。

ステップ3:離婚の話し合いに使える形で整理する

査定額・ローン残高・諸費用の見込みを一覧にしておくと、財産分与の話し合いが進めやすくなります。なお、離婚の条件そのものや慰謝料などの法的な判断は、弁護士にご相談ください。

ひとりで抱え込まないための相談先

家のことは不動産会社、ローンは金融機関、離婚の条件は弁護士や家庭裁判所、税金は税理士というように、相談先を分けると進めやすくなります。お金に不安がある方は離婚したいけどお金がない時の方法、気持ちの整理から始めたい方は離婚がつらい・大変な時の整理の順番もお読みください。

家を建てる前に、夫婦で話し合っておきたいマイホームの考え方

新築の計画が進む前に、夫と妻がそれぞれ思い描くマイホーム像を言葉にしておくと、設計の途中で意見が食い違いにくくなります。理想の暮らし方を共有できていれば、後悔の原因になりやすい不一致が小さくなります。

お互いの希望に優先順位をつける

家族それぞれの希望をすべて叶えるのは難しいため、「これだけは譲れない」点と「妥協できる」点を分けて協議しておきましょう。予算の上限、立地、広さ、設備の優先度を紙に書き出すだけでも、計画がスムーズに進みます。

将来の変化も含めて考える

子供の成長や親との同居、転勤、働き方の変化など、数年後・十数年後の生活の状況は変わります。住宅ローンの返済期間は長いため、変化があっても続けられる計画かどうかを確認しておくことが大切です。

子供がいる場合に気をつけたいこと

子供がいる家庭では、離婚後の住まいは「子供の生活環境を変えるかどうか」が判断の軸になりやすくなります。学区や通学、習い事、友人関係を維持したい場合は、そのまま家に住み続ける選択も出てきます。ただし、住み続ける場合はローンの返済や名義の整理が必要で、返済できなくなるリスクも考えなければなりません。養育費などの金額や取り決めは、弁護士や家庭裁判所の手続きで確認してください。

注文住宅と建売住宅では、売却のしやすさが違う?

離婚で家を手放すとき、注文住宅は間取りやデザインに個性が強く出るため、買主の好みと合わない場合は買い手が限られることがあります。一方、建売や分譲地の物件は、周辺に似た取引事例があるため、相場を把握しやすい傾向があります。いずれの場合も、査定で売れる価格の目安を知っておくことが判断の基準になります。

売却して整理する場合と、住み続ける場合のメリット・デメリット

メリット デメリット・リスク
売却して整理する ローンの清算と財産分与がしやすい。お互いに新しい生活を始めやすい オーバーローンだと不足分を用意する必要がある。引っ越しの費用がかかる
住み続ける 子供の生活環境を保てる。引っ越しの手間や費用がない ローンの返済を続けられるか不安が残る。名義変更の手続きや費用がかかる

どちらが適切かは、収入、ローンの残高、家の価値、子供の年齢などによって変わります。契約内容や金融機関の条件、手続きに必要な費用を確認したうえで、第三者の意見も参考にしながら判断しましょう。

家を建てると離婚する説に関するよくある質問

Q. 家を建てると離婚するという説は本当ですか?

「家を建てると離婚する」ことを裏付ける公的な統計は、当社では確認していません。ただし、家づくりは間取り・資金計画・ローン・親との関係など夫婦の意見が衝突しやすい場面が続くため、そこで話し合いが不足すると関係に影響しやすい、という意味で語られている俗説と考えられます。

Q. 新築の家を建てた直後に離婚する場合、家は誰のものになりますか?

家の持ち主は、登記簿上の名義(単独か共有か)で決まりますが、離婚時には財産分与の対象として話し合うのが一般的です。結婚後に夫婦で築いた財産は原則として2分の1ずつを目安に分け、結婚前の貯金や親からの援助など「特有財産」は分け方が変わることがあります。名義とローンの名義は別物なので、両方を確認することが出発点です。

Q. 離婚するとき、新築の住宅ローンはどうなりますか?

離婚しても、住宅ローンの契約内容は自動では変わりません。名義人が住み続ける、売却してローンを完済する、借り換えや名義変更を金融機関に相談するなど、方法ごとに金融機関の承諾が必要になる場合があります。ペアローンや連帯保証人・連帯債務がある場合は特に、離婚後も責任が残らないか事前に確認してください。

Q. 新築の家がオーバーローン(売却額よりローン残高が多い)のときはどうしたらいいですか?

売却額でローンを完済できない場合は、不足分を自己資金などで補えれば売却できます。補えないときは、金融機関に相談したうえで任意売却を検討したり、離婚後の住まいの方針を決めたりする必要があります。まずは正確な査定額とローン残高を並べて、不足がいくらかを把握することが大切です。

Q. 離婚で家を売ると税金はかかりますか?

売却して利益(譲渡所得)が出た場合は、所有期間に応じた税率で課税されます。ただし、居住用の家であれば「3,000万円の特別控除」が使える場合があり、住まなくなってから3年目の12月31日までに売ることなどの要件があります。新築直後はローン残高のほうが多く、利益が出ないケースもあるため、税理士や税務署で最新の要件を確認してください。

Q. 夫婦だけでの話し合いがうまくいかないときはどこに相談しますか?

お金や親権・慰謝料などは弁護士や家庭裁判所の調停、住宅ローンは借入先の金融機関、不動産の価値や売却の方法は不動産会社に相談するのが基本です。誰に何を聞けばいいか分からないときは、まず家の査定額とローン残高を整理しておくと、その後の相談が進めやすくなります。

Q. つくば市で新築の家の査定だけ受けることはできますか?

ハウスドゥ 不動産買取専門店 つくば研究学園都市では、売却するかどうかが未定の段階でも、家の価値を知るための査定のご相談を承っています。離婚の話し合いに使うための査定額の整理もご相談ください。電話は0120-565-072です。

Q. 注文住宅と建売住宅では、離婚するときの扱いが変わりますか?

家の扱い(財産分与や名義、ローンの整理)は、注文住宅でも建売住宅でも基本的な考え方は同じです。違いが出やすいのは売却のしやすさで、注文住宅は個性が強いと買い手が限られることがあり、建売や分譲地は周辺の取引事例から相場を把握しやすい傾向があります。

Q. 子供がいる場合、離婚後も家に住み続けることはできますか?

名義や住宅ローンの整理ができれば、子供の学区や生活環境を維持するために住み続けることは可能です。ただし、返済を続けられるか、名義変更や借り換えに金融機関の承諾が得られるかが課題になります。養育費などの取り決めは、弁護士や家庭裁判所に相談してください。

まとめ:家のことは、感情の前に数字で整理を

「家を建てると離婚する」という説に統計的な裏付けは確認できませんが、家づくりは夫婦の話し合いが試される場面の連続です。もし離婚を考えるときは、登記の名義とローンの名義を確認し、家の査定額とローン残高を並べて、住み続けるのか売るのかを現実的に比べることが大切です。

つくば市での不動産売却・買取は、ハウスドゥ 不動産買取専門店 つくば研究学園都市にお任せください。0120-565-072、フォームから無料でご相談いただけます。

無料相談フォーム

この記事に関するご相談はこちらから。秘密厳守で対応いたします。

    物件種別(必須)

    物件のご住所(必須)

    マンション名(マンションの方のみ)

    お名前(必須)

    お電話番号(必須)

    メールアドレス(必須)

    ご希望の相談方法(任意)

    ご来店・訪問をご希望の方は、日時をご指定ください

    第1希望日時(任意)


    第2希望日時(任意)


    備考(任意の補足)