「結城市に家を買いたいけれど、子育て環境はどうなのだろう」——茨城県結城市への住み替えを検討している子育て世帯から、そんな相談を受けることが増えています。城下町として知られる結城市ですが、実は医療費助成や独自の祝金制度など、子育て世帯を後押しする仕組みが年々厚みを増しているまちでもあります。
この記事では、結城市公式ホームページの一次情報をもとに、マル福(医療福祉費支給制度)の自己負担無償化、保育所・幼稚園の状況、市独自の「子育て世帯すこやか祝金」、児童手当の制度改正内容などを整理しました。つくば市・結城市エリアで不動産売却・買取をご案内する「ハウスドゥ 結城市」の視点から、住まい選びに役立つ情報としてお届けします。
結城市のマル福(医療福祉費支給制度)|市独自の無償化がポイント
子育て世帯にとって医療費の負担は家計の大きな心配事の一つです。結城市のマル福制度は、茨城県共通の枠組みに市独自の上乗せが加わっているのが特徴です。
制度の基本|対象年齢と自己負担額
茨城県のマル福制度では、外来は0歳から12歳(小学6年生)までが対象、入院は0歳から18歳到達年度末(高校3年生相当)までが対象です。自己負担額は、外来が医療機関ごと1日600円まで(月2回、最高1,200円)、入院が1日300円(月3,000円が上限)、調剤薬局は自己負担なしという設計です。
結城市独自の上乗せ|妊産婦と0〜18歳の自己負担を無償化
結城市では令和6年10月1日診療分から、妊産婦および0歳から18歳到達年度末までの子どもについて、上記の自己負担額を市独自に無償化する取り組みを始めました。窓口で一旦自己負担額を支払っても、後日指定の口座へ振り込まれる仕組みです。つまり、県の制度上は「外来は12歳まで」「13歳以降は入院のみ」という区分があるものの、結城市に住んでいれば実質的に高校生年代まで医療費の自己負担がほぼ発生しない環境が整っていることになります。

結城市独自「子育て世帯すこやか祝金」|1歳・3歳で受け取れる制度
結城市には、1歳と3歳の誕生日を迎える子どもがいる世帯を対象に、児童1人あたり3万円を支給する市独自の制度があります。対象になると誕生月にバースデーカードと申請書が送付される仕組みで、申請を忘れなければ受け取れます。転入してすぐの世帯でも対象になり得るため、住み替えのタイミングで小さなお子さんがいる家庭は覚えておきたい制度です。
なお、国が実施する「出産・子育て応援交付金」(妊娠届出時・出生後にそれぞれ5万円相当を支給する全国的な枠組み)についても実施が見込まれますが、結城市の一次情報での金額・対象の確認が取れていないため、この記事では確実な市独自制度である「すこやか祝金」を中心にご紹介しています。詳細は結城市子ども福祉課へ直接ご確認ください。
児童手当|令和6年10月の制度改正で対象が拡大
児童手当は国の制度ですが、令和6年10月分から大きく制度が変わり、結城市でも新しい基準で運用されています。
| 項目 | 改正後の内容 |
|---|---|
| 支給対象 | 18歳到達後の最初の年度末まで(高校生年代まで延長) |
| 3歳未満の月額 | 第1子・第2子15,000円/第3子以降30,000円 |
| 3歳〜18歳年度末の月額 | 第1子・第2子10,000円/第3子以降30,000円 |
| 所得制限 | 撤廃 |
| 支払回数 | 年6回(偶数月) |
所得制限が撤廃されたことで、これまで対象外だった共働き世帯なども含め、幅広い家庭が受給できるようになった点は住まい選びの安心材料になるでしょう。
結城市内の保育施設・幼稚園
認可保育所は市内10か所
結城市内には認可保育所が10か所(公立3・私立7)あります。公立は城西保育所・山川保育所・上山川保育所の3園、私立は結城明照保育園・みくに保育園・結城ふたば保育園・つくば保育園・たま保育園・結城あすなろ保育園・かなくぼ保育園の7園です。
認定こども園・幼稚園
幼稚園から移行した玉岡尭舜認定こども園、私立幼稚園として富士見幼稚園・つくば幼稚園の2園があります。城下町エリアから郊外の住宅地まで、結城市内のどのエリアに住んでも複数の選択肢から施設を選びやすい環境といえます。
入所申し込みで気をつけたいこと
入所状況や最新の空き情報は年度・時期によって変動します。転入を伴う住み替えの場合、住民票の異動時期と入園希望時期の兼ね合いが出てくることもあるため、早めに結城市子ども福祉課へ相談しておくと安心です。
結城市こども家庭センターとファミリー・サポート・センター
結城市では令和7年4月、「子育て世代包括支援センター」(母子保健分野)と「子ども家庭総合支援拠点」(児童福祉分野)を統合し、「結城市こども家庭センター」として一本化しました。妊娠期から子育て期まで、保健師や社会福祉士が切れ目なく相談に応じる体制です。
また、結城市社会福祉協議会が運営する「ファミリー・サポート・センター」では、保育施設終了後の預かりや送迎、急な用事の際のサポートなど、地域の会員同士で子育てを助け合う仕組みが整っています。核家族での子育てや、転入したばかりで近くに頼れる親族がいない世帯にとって心強いサービスです。
未就園児の家庭を支える「ママパパ子育て応援事業」
結城市には、まだ保育園や幼稚園に通っていない未就園児の保護者を対象に、一時預かりに使える利用券「ホッと券」を発行する「ママパパ子育て応援事業」があります。1時間券が24枚交付され、令和5年8月からは年齢制限も撤廃されました。就園前の在宅育児期は特に負担が大きいと言われる時期なので、こうした制度が使えることは住まい選びの安心材料の一つになります。
結城市の小中学校|9小学校・3中学校の体制
市内の学校一覧
教育環境も住まい選びでは欠かせないポイントです。結城市立の小学校は結城小・城南小・結城西小・城西小・絹川小・江川北小・江川南小・山川小・上山川小の9校、中学校は結城中・結城東中・結城南中の3校です。
学区の確認は住宅購入前に
城下町の中心部から郊外の農村部まで、市内は複数の小学校区に分かれています。同じ結城市内でも住所によって通学する学校が異なるため、検討している住宅の学区は事前に結城市教育委員会や不動産会社に確認しておくと安心です。特に転校を避けたい家庭は、購入・賃貸を問わず学区情報を最優先で確認することをおすすめします。

結城市はどんなまち?子育て世帯から見た土地柄
結城市は茨城県西部、栃木県との県境に位置する城下町です。鎌倉時代から続く結城氏の歴史や、伝統工芸「結城紬」で知られる一方、JR水戸線が市内を横断し小山駅・小田林駅・結城駅の3駅があるため、宇都宮線経由で都心へ通勤する世帯にも選ばれています。市の中心部は昔ながらの街並みが残り、郊外に向かうほど田園地帯と新しい住宅地が広がるという、城下町らしいコントラストが特徴です。
子育て世帯に選ばれやすいエリアの傾向
結城駅周辺は生活利便施設が集まり、共働き世帯や送迎の負担を減らしたい家庭に向いています。一方、山川・上山川など郊外エリアは土地が広めの物件が多く、庭付きの一戸建てでのびのび子育てしたい家庭に選ばれる傾向があります。学区や保育施設までの距離は物件ごとに異なるため、具体的な候補地が決まったら学区・通園ルートを合わせて確認することをおすすめします。
結城市の人口動向|年少人口の割合は10.4%
茨城県の統計によると、結城市の常住人口は48,222人(令和8年4月1日現在、目安)、世帯数は20,493世帯です。年齢別の人口割合(令和7年10月1日現在、目安)は15歳未満が10.4%、15〜64歳が57.6%、65歳以上が32.0%となっており、国勢調査ベースの人口は令和2年時点の50,645人から緩やかな減少傾向にあります。出生数は令和6年で215人、死亡数は769人でした。
人口全体としては減少局面にあるものの、市が独自にマル福の無償化や祝金制度を拡充している背景には、子育て世帯の定住・転入を後押ししたいという市の姿勢がうかがえます。空き家や古い戸建てを活用したいと考えている売却検討者にとっても、こうした制度の存在は買い手側の安心材料として物件の魅力を伝える材料になります。
結城市で住まいを売る・買うときに知っておきたいこと
子育て世帯向けの制度が手厚いエリアは、実は売却を検討する側にとっても有利に働くことがあります。子育て支援が充実したまちであることは、購入を検討するファミリー層への訴求ポイントになるためです。結城市内の実家じまいや空き家の売却を検討されている方は、こうした地域の魅力もあわせてご相談ください。
結城市エリアの不動産売却・買取については、「ハウスドゥ 結城市」の地域ページで対応エリアの詳細やご相談方法をご案内しています。査定は無料で承っております。
よくある質問(FAQ)
Q1. 結城市のマル福は何歳まで自己負担が無料になりますか?
県の制度上は外来が12歳まで、入院が18歳到達年度末までが基本ですが、結城市独自の上乗せにより、妊産婦および0歳から18歳到達年度末までの方の自己負担額(外来・入院とも)が市から後日振り込まれる形で実質無償化されています(令和6年10月診療分から)。
Q2. 結城市の「子育て世帯すこやか祝金」はいつ、いくらもらえますか?
1歳と3歳の誕生日を迎える子ども1人につき3万円が支給されます。対象になると誕生月にバースデーカードと申請書が送付されるため、案内が届いたら忘れずに申請しましょう。
Q3. 結城市内には保育園と幼稚園がいくつありますか?
認可保育所が10か所(公立3・私立7)、認定こども園が1か所、私立幼稚園が2園あります。城下町の中心部から郊外まで複数の選択肢があります。
Q4. 児童手当はいつから制度が変わりましたか?
令和6年10月分から、支給対象が18歳到達後の最初の年度末まで拡大され、所得制限も撤廃されました。支払いは年6回(偶数月)です。
Q5. 未就園児がいる家庭向けの支援制度はありますか?
「ママパパ子育て応援事業」により、一時預かりに使える利用券「ホッと券」(1時間券24枚)が交付されます。令和5年8月から年齢制限が撤廃されています。
Q6. 結城市の子育て相談はどこにすればよいですか?
令和7年4月に開設された「結城市こども家庭センター」で、妊娠期から子育て期まで保健師や社会福祉士が相談に応じています。子ども福祉課(0296-34-0427)が窓口です。
まとめ
結城市は、県共通のマル福制度に市独自の無償化を上乗せし、1歳・3歳の「すこやか祝金」や未就園児向けの預かり支援、こども家庭センターによる相談体制など、子育て世帯を多方面から支える制度が整っているまちです。人口は緩やかな減少傾向にあるものの、だからこそ市として子育て世帯の定住を後押しする姿勢が制度に表れているとも言えます。結城市での住まい探しや、実家・空き家の売却をご検討の際は、こうした地域の暮らしやすさも判断材料の一つにしてみてください。
結城市エリアの不動産売却・買取について詳しくは、ハウスドゥ 結城市の不動産売却・買取・査定ページをご覧ください。あわせて結城市の人口・地価の推移、結城市の防災ハザードマップ、結城市の交通アクセスガイドも参考にしてください。
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