霞ヶ浦の西岸に広がる茨城県土浦市は、江戸時代には水戸街道の宿場町・霞ヶ浦の舟運で栄えた商都で、現在は県南地域の中核都市として発展を続けています。この記事では、ハウスドゥ つくば研究学園都市が、土浦市の住みやすさを人口・交通・子育て・買い物・防災・地価まで、一次情報にもとづいて解説します。
土浦市はどんなまち?
人口・世帯数と立地
土浦市の常住人口は141,368人、世帯数は68,749世帯です(茨城県統計課調べ・令和8年4月1日現在)。茨城県南部に位置し、霞ヶ浦の西岸に市街地が広がる、県南地域の商業・行政の中核都市です。都心からは北東へ約60km、つくば市の東隣にあたります。
水運と宿場町の歴史を持つ商都
土浦は江戸時代、水戸街道の宿場町であると同時に、霞ヶ浦の舟運によって江戸へ物資を運ぶ商都として栄えました。現在も亀城公園(土浦城跡)や旧町名にその歴史の面影が残り、県南の中心都市としての存在感を保っています。
県南地域の商業・行政の中核
土浦市は霞ヶ浦沿岸の地の利を生かし、江戸期の水運都市から、現代では県南地域の商業・行政の中核都市へと姿を変えてきました。土浦駅周辺には市役所や商業施設が集積し、周辺市町村からも人が集まる拠点性の高いまちです。
交通アクセス
JR常磐線・土浦駅が拠点
土浦市の玄関口はJR常磐線の土浦駅です。特急「ときわ」「ひたち」が停車し、上野駅までは列車により約41〜57分(実例として特急ときわ41号は46分)でアクセスできます。品川方面への直通列車もあり、都心への通勤・通学も選択肢に入る立地です。
道路網とつくば・牛久方面へのアクセス
市内には国道6号・125号が通り、車での移動もしやすい環境です。隣接するつくば市・牛久市・かすみがうら市・阿見町とも道路でつながっており、県南エリア全体の生活圏の要としての役割を担っています。

子育て・教育環境
小児マル福は所得制限なし・18歳年度末まで
土浦市の子ども医療費助成(小児マル福)は、0歳から満18歳に達する年度末まで、所得制限なしで利用できます(土浦市公式サイト確認)。健康保険が適用される医療機関・薬局等の費用が助成の対象です。子育て世帯にとって医療費の心配が少ない点は安心材料といえます。
市立小・中学校と県立進学校
市内には土浦市立の小学校・中学校(義務教育学校を含む)が整備されており、平成30年には藤沢小学校・斗利出小学校・山ノ荘小学校・新治中学校が統合し新治学園義務教育学校が開校、令和2年には上大津西小学校が菅谷小学校と統合するなど、地域の実情にあわせた再編も進められています(土浦市公式サイト確認)。高校では県立土浦第一高等学校・土浦第二高等学校など、県内有数の進学校が立地することでも知られています。
買い物・生活利便
大型商業施設が充実
土浦市内には大型ショッピングモールの「イオンモール土浦」をはじめ、日用品からホームセンター用品までそろう大型店舗が立地しています。ホームセンター大手「ジョイフル本田」は土浦市に本社を置き、市内に大型店舗を構えています。土浦駅周辺の市街地にもスーパーや飲食店が集積し、車がなくても徒歩・自転車圏内で生活が完結しやすいエリアもあります。
医療機関へのアクセス
市内には総合病院を含む複数の医療機関が立地しており、県南エリアの医療拠点としての機能も担っています。日常のかかりつけ医から急な受診まで、市内で対応できる体制が整っています。
自然・レジャー・地域の行事
霞ヶ浦とともにある暮らし
土浦市の東側には関東最大の湖である霞ヶ浦が広がり、「霞ヶ浦総合公園」ではサイクリングやピクニックを楽しめます。霞ヶ浦周辺は「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の起点のひとつでもあり、サイクリストの聖地としても知られています。
日本三大花火のひとつ「土浦全国花火競技大会」
毎年秋に開催される「土浦全国花火競技大会」は、大曲(秋田県)・長岡(新潟県)と並ぶ日本三大花火大会のひとつに数えられ、全国から花火師と観客が集まる土浦市を代表するイベントです。土浦城跡である亀城公園も、市民の憩いの場として親しまれています。
れんこん生産量日本一の霞ヶ浦沿岸
土浦市は霞ヶ浦沿岸を中心に、れんこんの生産量が日本一のまちとして市公式サイトでも紹介されています(土浦市公式サイト確認)。JA水郷つくば管内(土浦市・龍ケ崎市・牛久市・かすみがうら市・阿見町・利根町・美浦村)の広大なれんこん田が霞ヶ浦沿岸に広がり、全国出荷量の過半を茨城県産が占める一大産地の中心的な役割を担っています。食を通じて地域の農業を身近に感じられる点も、このまちの特徴のひとつです。
防災・ハザード
霞ヶ浦・桜川の洪水ハザードマップ
土浦市は霞ヶ浦・桜川に加え、乙戸川・花室川・備前川など複数の河川に面しており、市は「土浦市洪水ハザードマップ」を公式サイトで公開し、浸水が想定される区域や避難所を示しています(土浦市公式サイト確認)。令和5年10月には茨城県から県管理河川の洪水浸水想定区域が新たに公表されており、住まい選びの際は最新のハザードマップで自宅周辺の想定を確認することが大切です。

エリア別の特徴
土浦駅周辺(市街地)
市役所・図書館などの公共施設が集まる市の中心部です。飲食店は一定数ありますが、日用品の買い物はエリアによって差があるとの声もあり、生活スタイルに合わせた地域選びが大切です。
神立・荒川沖エリア
神立駅・荒川沖駅周辺は住宅地としての人気が高いエリアです。特に荒川沖駅周辺は土浦・阿見・つくば・牛久のいずれの方面にもアクセスしやすい立地で、大型商業施設も点在しています。
新治・都和・藤沢・山ノ荘エリア
市街地から車で15分前後の新治・都和エリアは田園風景が広がる落ち着いた住宅地、藤沢・山ノ荘エリアは山にほど近く、より自然豊かな環境でゆったりと暮らせるエリアです。
土浦市の地価と住宅事情【2026年】
市全体の公示地価は県内11位の水準
2026年(令和8年)の地価公示によると、土浦市全体の平均地価は33,797円/m²で県内11位、住宅地に限ると平均30,723円/m²(前年比+0.8%)、商業地は平均45,178円/m²です(国土交通省 地価公示・目安)。
土浦駅周辺は市平均よりやや高水準
土浦駅周辺に絞った民間集計(tochidai.info)では、2026年の公示地価平均は36,676円/m²・坪121,243円、前年比+0.68%と、市全体平均よりやや高い水準です。駅からの距離やエリアによって水準は変わるため、あくまで目安として捉え、実際の売却相場は個別の物件で確認することをおすすめします。
土浦市で家を売る・持ち続けるときに知っておきたいこと
県南の中核都市としての需要
土浦市は霞ヶ浦沿いの立地と常磐線・国道6号という交通の要衝性を背景に、県南エリアの中核都市として一定の住宅需要が続いています。実家を相続した、住み替えを考えているといった場合は、市内エリアごとの特徴(駅近の利便性、郊外の静けさなど)を踏まえて売却・活用の方針を検討することが大切です。
土浦市の売却査定ページもご覧ください
土浦市エリアの売却・買取・査定については「土浦市の不動産売却・買取・査定」のページで詳しくご案内しています。
空き家・相続不動産のご相談も
土浦市内の相続不動産の売却や、空き家の活用・売却でお悩みの方は、当サイトの「土浦市の相続不動産売却|手続きと相場・税金」「土浦市の空き家売却|中心市街地の空き家率と補助制度の実態」もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q1. 土浦市は都心への通勤に便利ですか?
A. JR常磐線の特急を利用すれば上野駅まで最短41分程度でアクセスできます(実例による目安)。品川方面への直通列車もあり、都心通勤も選択肢に入る立地です。
Q2. 土浦市の子育て支援は充実していますか?
A. 子ども医療費助成(小児マル福)は0歳から18歳に達する年度末まで所得制限なしで利用できます(土浦市公式サイト確認)。
Q3. 土浦市は水害のリスクがありますか?
A. 霞ヶ浦・桜川など複数の河川に面しており、市が公開する洪水ハザードマップで想定区域を確認できます。住まい選びの際は最新のハザードマップの確認をおすすめします。
Q4. 土浦市のどのエリアが人気ですか?
A. 神立駅・荒川沖駅周辺は住宅地として人気が高く、荒川沖駅周辺は土浦・阿見・つくば・牛久いずれの方面へもアクセスしやすい立地です。一方で新治・都和・藤沢・山ノ荘エリアは自然豊かで落ち着いた環境が特徴です。
Q5. 土浦市の地価は上昇していますか?
A. 2026年の公示地価では、市全体の住宅地平均が前年比+0.8%、土浦駅周辺の公示地価平均も+0.68%と、緩やかな上昇傾向にあります(目安・出典は本文参照)。
Q6. 土浦市で実家の相続・空き家について相談できますか?
A. はい。ハウスドゥ つくば研究学園都市では、土浦市内の相続不動産・空き家の売却について無料でご相談を承っています。下記のCTAからお気軽にお問い合わせください。
まとめ
土浦市は、霞ヶ浦沿いの立地と常磐線・国道6号という交通の要衝性を背景に、県南地域の中核都市として発展してきました。子育て支援や防災情報も市が公式に発信しており、エリアごとの特徴を踏まえて住まい選びをすることが大切です。売却・相続・空き家など住まいに関するご相談は、地域密着のハウスドゥ つくば研究学園都市までお気軽にどうぞ。
土浦市の不動産売却・空き家のご相談はハウスドゥ つくば研究学園都市へ
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土浦市内の駅ごとの所要時間やバス網をさらに詳しく知りたい方は「土浦市の交通アクセス|3駅の実態と所要時間【2026】」もあわせてご覧ください。



