「西の富士、東の筑波」と称される筑波山は、日本百名山の中でも標高が低く、初心者から本格派まで楽しめる山として知られています。男体山(871m)と女体山(877m)の二峰からなり、ケーブルカーやロープウェイも利用できるため、体力や経験に合わせてコースを選べるのが魅力です。この記事では、つくば観光コンベンション協会・つくば市公式サイト・筑波観光鉄道の情報をもとに、代表的な登山コースを紹介します。

初心者向けのコース

迎場コース|岩場が少なく歩きやすい

つつじヶ丘から酒迎場分岐を結ぶルートで、距離は約1.6km、標高差は約190m。登り約40分・下り約35分と、6コースの中でも比較的楽に歩けるコースです。酒迎場分岐から白雲橋コースへ合流して女体山頂を目指すことも、そのままつつじヶ丘へ戻ることもできます。

自然研究路|男体山頂を周遊する散策路

男体山頂付近をぐるりと一周するルートで、距離は約1.5km、標高差は約70m、所要時間は約60分です。国定公園特定保護地区に指定されているブナ林など、筑波山の自然観察に適したコースで、展望台からは条件が良ければスカイツリーや富士山を望めることもあります。

本格的に歩きたい方向けのコース

御幸ヶ原コース|筑波山神社から男体山を目指す定番ルート

筑波山神社からケーブルカー沿いに登る定番コースです。距離は約2.0km、標高差は約610m、所要時間は登り約90分・下り約70分。樹齢数百年の杉の巨木群と出会えるほか、上りと下りの2台のケーブルカーがすれ違う様子も見どころです。標高差があり、6コースの中でも比較的険しいコースとされています。

白雲橋コース|奇岩・怪岩を巡る筑波山満喫コース

筑波山神社から酒迎場分岐、弁慶茶屋跡を経て女体山頂へ向かうルートです。距離は約2.8km、標高差は約610m、所要時間は登り約110分・下り約95分と、6コースの中で最も距離が長いコースです。「弁慶七戻り」「高天原」「母の胎内くぐり」など、巨岩・奇岩が点在し、筑波山の魅力を一気に楽しめます。

おたつ石コース|ロープウェイ利用者向けの短距離ルート

つつじヶ丘から弁慶茶屋跡を結ぶ短めのコースです。距離は約1.0km、標高差は約200m、所要時間は登り約40分・下り約35分。弁慶茶屋跡からは白雲橋コースに合流して女体山頂を目指せます。片道だけロープウェイを利用したい方に向いています。

山頂連絡路|男体山頂と女体山頂を結ぶ道

標高871mの男体山頂と標高877mの女体山頂を結ぶ連絡路です。御幸ヶ原から両山頂まで、それぞれ約15分。ツツジやカタクリの群生地も楽しめるルートで、両方の山頂を一度に巡りたい方に向いています。

ケーブルカー・ロープウェイを活用する

ケーブルカー(筑波山神社〜御幸ヶ原)

宮脇駅から筑波山頂駅まで、高低差約495m・全長1.6kmを約8分で結びます。運賃は大人片道590円・往復1,070円、小児片道300円・往復540円(2026年8月時点、筑波観光鉄道公式サイト情報)。歩いて登り、帰りはケーブルカーで下山するといった使い方もできます。

ロープウェイ(つつじヶ丘〜女体山駅)

つつじヶ丘駅から女体山駅まで、高低差約298m・全長1.3kmを約6分で結びます。運賃は大人片道750円・往復1,300円、小児片道380円・往復650円(2026年8月時点)。ケーブルカーとロープウェイの両方をセットで利用できる「往復セット割引乗車券」(大人1,800円)や、片道ずつ利用できる「連絡片道乗車券」(大人1,340円)も用意されています。

登山前に知っておきたい注意点

安全対策とマナー

つくば市公式サイトによると、筑波山は場所によって岩場や急斜面などの危険箇所があるため、登山に適した服装と装備での来訪が呼びかけられています。正規の登山道以外への立ち入りや動植物の採取は禁止されており、ごみは持ち帰りが原則です。登山道でのハチの被害情報もあるため、整髪料や香水など香りの強いものは控えるよう注意喚起されています。愛犬との登山ではマナーを守ることも求められています(2026年8月時点、つくば市公式サイトの情報。最新の注意事項は来訪前に公式サイトでご確認ください)。

持ち物の目安

筑波観光鉄道の公式サイトでは、リュック・トレッキングシューズ(スニーカーで登る方も多いとのこと)・レインウェア・ステッキ・手袋・帽子・飲み物(日帰りなら2リットルが目安)・行動食などが持ち物の目安として紹介されています。日帰り登山でも天候の急変に備えた準備が推奨されています。

コース選びの考え方

まず「男体山を目指すか、女体山を目指すか」を決めると選びやすくなります。男体山側は御幸ヶ原コースと自然研究路、女体山側は迎場コース・白雲橋コース・おたつ石コースが中心です。それぞれのコースはつながっているため、登りと下りで別のコースを組み合わせることもできます。初めての方は、ロープウェイやケーブルカーを使った「片道だけ歩く」プランから試すのもおすすめです。

筑波山とつくば市の暮らし

筑波山の麓に広がる北条・筑波エリアは、門前町としての歴史を持ちながら、豊かな自然環境が身近にある住宅エリアでもあります。休日に登山やハイキングを楽しめる環境は、つくば市で暮らす魅力のひとつです。つくば市での住まい探しや不動産のご相談は、地域に密着したハウスドゥ つくば研究学園都市店にお気軽にお問い合わせください。

※本記事の情報は2026年8月時点でつくば市公式サイト・つくば観光コンベンション協会・筑波観光鉄道の公式情報をもとに作成しています。運賃・営業時間・登山道の状況は変更される場合がありますので、登山前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

つくば市の暮らしの情報とあわせて、つくば市のパン屋14店|パンの街つくばエリア別ガイド北条・筑波山麓の暮らし|門前町の歴史と環境つくば市の公園|子どもの遊び場ガイドもあわせてご覧ください。つくば市の不動産売却・買取に関するご相談はハウスドゥ つくば研究学園都市店のトップページをご覧ください。

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